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投資信託を運用する会社の気になるnote記事をピックアップ(+12月下旬の日記)

noteを活用している、投資信託を運用する会社の気になる記事をピックアップしていきます。2024年12月はこちら。


コモンズ投信

12月は24記事を公開。マガジン「マーケティング部齋藤が日々のニュースをつぶやきます」では投資先企業について定期的に発信。12月も12月もニュースと絡めて、東京エレクトロン、クボタ、日立、デンソーなど多くの企業についてつぶやいています(19記事)。

2022年5月に国内上場株式を投資対象とした適格機関投資家専用ファンド「コモンズ・インパクトファンド ~共創~」の運用開始から2年。 2023-2024アニュアルレポートを発行しています。

レオス・キャピタルワークス

「ひふみラボ note」より今回はこちら。同社は9月に一部未上場株式を組み入れる「ひふみクロスオーバーpro」を設定しましたが、その開発秘話を漫画で紹介。「1話」とあるので、続いていくようですね。

そして、第4回高校生模擬起業グランプリ「リアビズ」でグランプリを受賞した富田林中学校・高等学校での金融教育の出張講義の様子をリポートしています。

北康利先生の連載「二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯から」も継続中。

三井住友DSアセットマネジメント

11月は2記事を公開。アクティブ運用を行う同社が「顔が見える運用にこだわる理由」について、「アクティブ元年・日本株ファンド」の運用担当者・古賀直樹さんと、投信ドキュメンテーション部 由良翠さんが対談形式で語っています。

投資とは、物を買ったり、働いて給与をもらったりするのと同様に、経済活動へ参画することそのものです。投資を通じて、応援している企業、ひいては社会全体を活性化させていくことが、自分の未来を照らすことになると考えます。
「自分の投資が何に繋がるか」を考え、そのような資産形成をする人が増えることを願っています。

運用部 リサーチアクティブグループ シニアファンドマネージャー
古賀 直樹さん

ディスクロージャー業務で最も大切なことは、投資家のみなさまに対して透明性の高い情報をわかりやすく開示し、みなさまとファンドマネージャーのかけ橋になることだと思っています。

投信ドキュメンテーション部
由良 翠さん

鎌倉投信

12月は2記事。代表取締役の鎌田さんが隔週で記事を投稿(鎌倉投信のメルマガと連動しています)。11月から3回にわたって「経済と社会と投資のつながり」をテーマにした記事が公開されています。

ここで伝えたかったことは、ほぼ全てのモノやサービスがお金を通じて取引される貨幣経済の下では、世界中の80億人が何にお金を使うかの総和が経済であり、そのあり方が社会を形づくることでした。そして、お金を払って自分が欲しいモノやサービスを手に入れる先には、それを提供してくれる人の知恵や労働が必ずあるということです。つまり、お金が動く先には、必ず人とのつながりがあるということでした。
そして、今回は「投資と経済のつながり」について書きたいと思います。

経済と社会と投資のつながり(最終回)

*個人的には鎌倉投信のnoteを作って、その中で鎌田さんが発信する記事をマガジンなどにまとめてほしいと思います。

ニッセイアセットマネジメント

2024年12月は7記事を公開。そのうち2記事をピックアップ。1本目は、確定拠出年金の運営管理機関連絡協議会が公開した確定拠出年金統計資料(2024年3月末)をもとに、企業型DCの商品選択状況について解説した記事です。

数値をみると、投資信託等は2021年3月末時点の54.8%から2024年3月末時点では、67.3%になっており、国内外の株式型やバランス型の資産額が増加し、預貯金や保険の割合が減少している傾向があります。

<参考>
確定拠出年金統計資料(2024年3月末)/運営管理機関連絡協議会

2本目は資産運用業界の生成AI勉強会に関する記事です。資産運用会社がどうAIと付き合っていくのかは注目したいところ。

勉強会では、まず社内で生成AI利活用を進めるための各社の取り組み状況について情報共有を行い、多くの会社で、生成AI活用の重要性を理解しつつも、実際に導入を進める中、組織内での調整や、既存のAI、ITガバナンスの枠組みとの兼ね合い、費用対効果の考え方などに苦心されている状況が浮き彫りになりました。

セゾン投信

12月は3記事を公開。園部社長から受益者へのメッセージ。

セゾン投信って、CMを作っていたんですね(Web を中心に配信)。

なかのアセットマネジメント

12月は4記事。「なかの日本成長ファンド」「なかの世界成長ファンド」のマンスリーレポートをnoteでも公開しています。

さわかみ投信

12月は4記事。同社は昨年に続き、「#かなえたい夢」プロジェクトを実施するとのこと。

今年も「#かなえたい夢」プロジェクトを開催します。
本プロジェクトはnoteで「#かなえたい夢」というテーマで記事を募集し、その中から未来に向けて応援したいと思える夢を、さわかみ投信とファンド仲間(※)の皆さまとで協働し選定していきます。そして、最終的に選出された夢をさわかみ投信が実現に向けて“応援”していきます。

[テオ]by お金のデザイン

マンスリーレポートや、2024年の振り返り、新NISA対応など。

12月からのiDeCoの手続き簡素化にも触れています。

fundnote

12月は1記事。上場IPO株に注目する理由について。

日本のIPO市場にはキラリと光るスター選手が潜んでいます。今日も僕はその「IPO界の大谷翔平」を探し続けています。

番外編

1)以下のセミナーを視聴していたとき、松井証券のファンドアナリスト・海老澤界さんがおっしゃっていた言葉が印象に残りました。

マネジメントの父、ピーター・ドラッカーは「企業文化は戦略に勝る(Culture eats strategy for breakfast)」という有名な言葉を残しています。
ファンドを評価する上で、どの運用会社か、企業文化は大事なんじゃないかな、と。

2013年にISAの視察で英国に行った時にいくつか運用会社にも行ったのですが、当社の投資哲学→運用チーム→商品ラインアップ→この商品はね、という順番で説明されることが多く、納得感があったのを覚えています。

独立系の運用会社が少ない日本においては難しいのかもしれませんが、投資家から、もう少し運用会社の個性・特徴がみえるようになるとよいですね。

2)Kabu Berryさんの記事「熱狂を外へ」。

ただ、実際のところ、私は会場開催において強い不安を抱えています。
簡単に言うと
登壇したい企業・・・増える
IRセミナーに興味ある&会場参加する投資家・・・増えていない

IRセミナーについて語ったものですが、投資信託も、運用報告会などに行くと感じる、若干の高齢化と常連さんたちの割合。「もっと外へ」は投資信託も同じだと感じました。運用会社と受益者(投資信託の保有者)がいい関係を築いて、長期投資が根づくには何が必要なのか。来年も真摯に考えていきたいです。

投資信託を運用する会社のnote、引き続きフォローしていきたいと思います。素敵な記事をお待ちしています!

現状、noteを活用しているのはアクティブ運用を行う会社が多いです。ただ、米国バンガードのように投資哲学のある会社もあるわけですから、パッシブ運用を行う会社の発信も可能だと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました! この先の有料部分では「日記&仕事やプライベートで感じたこと」をシェア。

日記&日々の雑感(12月21日~30日)

今年もあとわずか。来年に向けてやり残したことはないのか、考えながら走ります。

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