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投資信託を運用する会社の気になるnote記事をピックアップ(+2025年1月下旬の日記)
noteを活用している、投資信託を運用する会社の気になる記事をピックアップしていきます。2025年1月はこちら。
コモンズ投信
1月は22記事を公開。マガジン「マーケティング部齋藤が日々のニュースをつぶやきます」では投資先企業について定期的に発信。1月もニュースと絡めて、丸紅、ホンダ、日東電工、三菱商事など多くの企業についてつぶやいています(18記事)。
1月20日に「コモンズ30ファンド」が16年目の決算を終え、17年目に突入したとのこと。
コモンズ30ファンド投資先企業のひとつ「リタリコ」について、お客様から寄せられた質問(投資スタンスについて)に対して回答するnoteも。
「株式市場による企業価値の評価」とは何か。それは、これからの新しい時代への企業価値の期待値に他なりません。そして期待値とは無機的な現状の計算ではなく、有機的な未来という時間軸の表現になります。
レオス・キャピタルワークス
「ひふみラボ note」。北康利先生の連載「二宮尊徳~世界に誇るべき偉人の生涯から」継続中です。
二宮尊徳はどんな人か。かう聞かれて、尊徳のことをまるで知らない人が日本人にあったら、日本人の恥だと思ふ。それ以上、世界の人が二宮尊徳の名をまだ十分に知らないのは、我らの恥だと思ふ。
三井住友DSアセットマネジメント
1月は2記事を公開。同社は投稿コンテスト「#推したい会社」に賛同企業として参加していますが、その背景について語っています。
当社は、長期的な視点で企業に投資を行い、その投資先の企業が社会に価値を提供し、私たちの社会がより良いものになっていくという循環を創っていきたいと考えています。投資を通じて社会に価値を提供する「いい企業」を応援することの意義を多くの人に知ってもらいたいというのが私たちの想いです。みなさんの「#推したい会社」への共感が広がることで、社会はもっと良くなるという可能性を信じ、賛同企業としてコンテストに参加することにしました。
鎌倉投信
1月は2記事を公開。代表取締役の鎌田さんが隔週で記事を投稿(鎌倉投信のメルマガと連動しています)。
1本目は「未来をひらく投資を広げていこう」。新しい年を迎え、あらためて感じたことを綴っています。私のコツコツ投資家さんインタビューも記事内でご紹介いただきました。
1.投資には資産形成を超える価値を生む力がある
2.運用会社が大事にしなくてはならない3つのこと
3.混迷・混乱の時代だからこそ求められる未来をひらく投資
*個人的には鎌倉投信のnoteを作って、その中で鎌田さんが発信する記事をマガジンなどにまとめてほしいと思います。
農林中金バリューインベストメンツ(NVIC)
1月は1記事を公開。同社が毎月受益者(投信保有者)向けに開催している「おおぶねメンバーズカンファレンス」より少人数でインタラクティブなスタイルで行うイベント、「繋~TSUNAGU~プロジェクト」についてのリポートです。
私たち運用会社にとっての最終顧客は、受益者様です。
私たちが受益者の皆様に提供できる「価値」として、まず大切なのは、ファンドのリターンです。私たちのファンドは、「長期的に安定したプラスのリターンを目指すこと」を基本方針としています。特定のベンチマークは設けていませんが、同じ資産クラスに投資する他のファンドと比べて、長期的により高いリターンを目指せると考えています。ただし、これはお約束できるものではありません。
もう一つ、私たちが皆様に確実に提供できる価値があります。それは、皆様に代わって世界中を飛び回り、企業を徹底的に調査し、その結果をお伝えすることです。また、投資先企業の事業内容を知る機会を提供したり、投資の楽しさを感じられるような体験をお届けすることも重視しています。
さわかみ投信
1月は10記事を公開。「#かなえたい夢プロジェクト」に続く新たな取り組みを紹介しています。
「#かなえたい夢プロジェクト」を通じて本気で夢をかなえたい人を応援しているさわかみ投信が、今度は投資デビューしたい皆さまを応援します。
コンセプトは『気軽に、でも本質的に学ぶ』。投資を始めるハードルをぐっと下げながらも、一生使える知識を学べるようにとの想いを込めています。
セゾン投信
1月は4記事。毎月の社長メッセージに加え、セゾン投信Meet Up!(お客さま同士、セゾン投信スタッフと投資や資産形成などについて気楽に話せる交流イベント)や出張セミナー、ポートフォリオマネジャーの瀬下さんが日経CNBCに出演した時も様子など、現場のリポートが3本公開されていました。
GCIアセット・マネジメント
1月は1記事。同社は昨年11月に楽天証券・楽天投信投資顧問との業務提携を発表しましたが、その背景と、何をしていくのか、が語られています。
なかのアセットマネジメント
1月は11記事を公開。同社は運用する2本の投信のマンスリーレポートをnoteでも公開していますが、今月はヤクルトや荏原製作所など、個別企業のクオリティ・グロース事業に関する解説記事も。
[テオ]by お金のデザイン
iDeCoの改正についてポイントをまとめています。
・今回の税制改正で影響ある人たちは限定的です。
・iDeCoの魅力は依然として高いです。
・将来の課税リスクを気にするよりも、掛金上限までフル活用できるように所得を増やすことに注力することをご提案します。
ニッセイアセットマネジメント
1月は9記事を公開。上記のテオと同様、iDeCoの改正について取り上げています。
今回の税制改正で「iDeCo改悪」と言われていますが、実際には影響を受ける人は限定的と思われます。iDeCoの節税メリットは依然として大きく、賢く活用することで将来のためにしっかりと準備をすることができます。自分に合った方法でiDeCoを活用し、老後の資産形成を進めていきましょう。
fundnote
1月は6記事を公開。独立系運用会社として14年ぶりとなる投信直販ビジネスへに参画したfundnote。今月は運用会社立ち上げから、その際の苦労、2本の公募投信の立ち上げ、そして今後について、まで1章から5章に分けてまとめています。
自分自身が投資したいと思える運用者の運用する投資信託を複数ラインナップしていきたいと思っています。そして、運用者を知っていただき、知っていただいた上で投資いただくプラットフォームを作りたいです。
番外編
1月24日に「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2024」の結果発表と表彰式が行われました。その模様が日経新聞に掲載されました。
そして、池松潤さんのnote。運用会社のオウンドメディアも新しい社会価値をつくるのだろうか?
投資信託を運用する会社のnote、引き続きフォローしていきたいと思います。素敵な記事をお待ちしています!
現状、noteを活用しているのはアクティブ運用を行う会社が多いです。ただ、米国バンガードのように投資哲学のある会社もあるわけですから、パッシブ運用を行う会社の発信も可能だと思います。
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日記&日々の雑感(1月21日~30日)
あっという間に、2025年も12分の1が終わってしまいました(汗)。知り合いのFPさんが「10歳の子にとっての1年は"人生の10分の1"だけど、50歳の大人にとっては"人生の50分の1"ですから、短く感じて当たり前、という話を以前聞いたことがあります」と記していましたが、年々時間の流れが速くなっていく気がします。
いただいたチップは取材に協力してくださる投資家さんへのお土産と、遠くに住む方に会いにいくときの移動代に充てたいと思います。あちこち飛んでいきたい!