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2024年の振り返り【野鳥編】
この冬に観察した鳥たちをアップしていきます!
富士山とトビ
富士山を眺めるトビに遭遇しました。
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一富士二鷹三茄子と言いますが
トビも立派な鷹なので、あとはここにナスがあれば完璧!ということになりますね😆
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トビって、一応猛禽類なのに
いつもカラスに追われていて、なんだか可哀想になるときがあります。
実際性格もとても穏やかなんですよね。
なんかいつもマッタリしてるし…。
カモメは識別が難しすぎる
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これね、たぶんオオセグロカモメなんですけど
カモメとかウミネコとか…みんな似すぎていて識別がとても難しいです。
よく『カモ類のメスは識別が難しい…』と言われますが、カモメと比べたらまだ簡単な気がする。
わたしは、見てすぐにわかるのはユリカモメぐらいです。
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ということで、こちらはユリカモメ。
ユリカモメは他のカモメに比べて顔がかわいい。
カモメってよく見るとけっこう怖い顔してるからな。
どちらも多摩川にて撮影。
海のイメージがあるカモメですが、冬場は川にもご登場する模様。
ちまっとかわいいタヒバリ
こちらも多摩川にて。
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タヒバリって、お饅頭みたいでかわいいです。
“ヒバリ”と名前に入っているものの、分類ではセキレイ系に属します。
キセキレイやセグロセキレイがほとんど単独で行動しているのに対して
タヒバリは群れでいることが多いです。
集団で、いっつも地面のなにかを食べている。
アオサギのこういうところが好き
アオサギと言えばどこにでもいて
いつでもゆっくり撮影できるから、見かけたとしてもたいして心は踊らない…のですが
…
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…ん?!
なんか景色に違和感があって、よく見てみると…
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おった!w
なんだろう。
一応身を潜めているつもりなのでしょうか?
だから好きです、アオサギって。
なんかゆる〜い雰囲気があるんですよね。
身近な野鳥の中では一番体格が大きいアオサギですが、けっこう臆病です。
ちょっと近寄るとすぐに逃げていく傾向があります。
臆病っていうか、警戒心が強いのかな。
小鳥は、ときに人間に守ってもらえる(人間が近くにいるとカラスや猛禽類が襲ってこない)けれど、大きい鳥ほどその必要がないので、人間の姿を見るとすぐにフイっとどこかに行ってしまうのかもしれません。
少しだけレア?カシラダカ
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こちらはカシラダカです。
レアと言っても、あくまでホオジロと比べると…です。
いつもホオジロばかり見かける地帯で、油断してるとたまにカシラダカな場合があります。
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ポイントはこの白いお腹。
ホオジロのお腹はオスにしてもメスにしても薄い茶色なので、識別に迷ったときにこのお腹の色を見て判断します。
まだ全然見かけない、ツグミ
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ツグミ、全然見かけません。
住宅街に単独でいたのを2回ほど見ただけ。
冬鳥の代表とも呼べる鳥ですし、まったく珍しい鳥ではないですが、見かけないと寂しさを感じます。
念願のイソシギ
シギ系の中で一番好きなのがイソシギなのですが、今までにあまり見かけたことがなく、高画質での写真を残せていませんでした。
しかし、この記事を書いているまさに今日!
2024年最後の野鳥観察で、ついに念願のイソシギをカメラに収めることができました。
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やっぱりイソシギはかわいい。
この白いマユゲがなんとも言えずかわいい。
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場所は葛西臨海公園です。
うちからは少し遠いのですが、年内締めくくりの野鳥観察として行って良かったです。
ありがとう、イソシギ!
白い実を食べるムクドリとスズメ
この時期、赤いナンテンの実を食べる小鳥たちはそこかしこで見かけますが、この度白い実を食べているムクドリとスズメを発見しました。
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って言われてるみたいw
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調べたら、どうもナンキンハゼと呼ばれる植物だそうで、この白い実は鳥たちの好物らしいです。
木の上部の実は、ムクドリとスズメにほとんど食べ尽くされていました。
たぶんですが、ヒヨドリも好きなのではないでしょうか。
2024年の野鳥観察について
2024年は、これまでとは比べ物にならないぐらいあっという間に日々が過ぎていく感じがしました。
たぶん、いつまでも暖かったせいだと思います。
なかなか冬の野鳥観察をしている気分になれず(実際、いつまでも緑の植物が観察地に生い茂っていた)、なんにも観察できないまま、気がつけば12月に突入していた…という感じでした。
来年は、どれだけ初観察の鳥たちと遭遇できるでしょうか?!
楽しみですね。
それでは、良いお年を〜!