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消えてしまうはずの悲しみが 思い出となって 積もっている いつまでも重たい私の心 いくら消…
突然振りだした 冷たい雨 冬が 駆け足でやってきたと 知らせている あと少しだから 走って…
小さな桜貝ひとつ そっと掌に包み込む いっしょに帰ろう ぼくのうちまで 小さな桜貝ひとつ …
「じゃぁ また」と 軽く右手を上げる あなたの癖 私が 改札を通って 振り返っても あなた…
君が切り取った情景 ふたりの思い出の場所 涙のサヨナラ あの日の風景 あの日の言葉 風の匂い…
君の歌が聞こえてくる この砂浜に座っていると 波の音に混じって 君の歌が聞こえてくる 君…
僕は 太陽になりたかった すべてを明るく照らす太陽に 影の部分をつくってしまうけれど そこにさえ あたたかなぬくもりを 届けられる太陽に 僕は 風になりたかった すべてをやさしく包みこむ風に 少し寒く感じるかもしれないけれど そんなときでも 愛しい人の声を 届けられる風に 夢にもならない思いを 語り続けることしかできないけれど 僕の言葉が 誰かの心の扉をわずかにでも開けてほしい 僕の願いが どこかで 小さく叶えられればうれしい 太陽のようになりたい 風のようになりたい
あなたと 出会うために わたしは 歩き出す 遠く 長い旅 険しい道 暗くて 心細くても あ…
ひとつひとつ 拾い集めた 記憶の欠片を 隙間なく 埋めてゆく 君と出会ってから 別れるま…
君がくれた 贈りもの 僕たちが 見つめる世界の キーワード 遠く 遥かな 道 僕たちが め…
波にたゆたう小舟 どこに向かってゆくのだろう 僕に見えないところまで 明日になったら帰るの…
どんなに辛いときでも ひとりで寂しくても あなたの優しい声が わたしを励ます 地平の遥…
君は月になりたいといった 僕は風になりたいといった 君のほうが あたたかい 君のほうが やさしい 君は月になりたいといった 僕は風になりたいといった 僕のほうが 気まぐれ 僕のほうが 身勝手 でもね 僕は それでいいと思っていた 君が月になったら 僕を見ていてくれるでしょう 僕が風になったら 君を包んであげられる でもね 月と風になってしまったら ふたりは出逢えないかもしれない だから 僕は 今 迷っている 風は 悲しいかもしれない