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右膝をやってしまった。 経過観察30日目

入院中はこのスマホ支え太郎のおかげで動画見るのが快適です。
遊び心がある良い製品だなあ。

本来は手術後に書くつもりだったし、書き溜めたものを更新する予定でしたけど。術後は身体が重いだろうし尿道には管が通るし、とても更新する気分では無い可能性がありそうなので、今日は短めに、お昼の更新となります。


捻れくれ者の戯言。

時に素直でいられない自分を不思議に思います。嫌にはなりません。「こんな俺は不思議だなあ」と思う程度です。

昨日の22時から何も食べていないし、今朝の10時半からは水さえも飲めない挙句、手術までの時間が長いので凄く暇です。だからこそこうして捻くれた自分を客観視しながら悠長にnoteを書いていられる。

既に点滴が始まっていて、主治医や薬剤師などが軽い訪問してくるし、看護師さんも数値の計測で時たまやってきます。

その時にほぼ確実に口にしてくれる

「手術までだいぶ時間があって暇ですね。」
「お腹空きますよね。」

ええ、わかってます。笑
そちらから指示を頂いているので。

これはピリピリしていわけではないです。
必要なことなので当然のように厳守しているだけです。
なので我慢することが苦痛でも無いし、暇というかやれることはたくさんあるのです。

ほんとに、数分でもこんなことを考えてしまう自分を不思議に思います。
「みんなが気を使って声をかけてくれているんだから。」っていうのだって理解出来るし、素直に「ありがたい」で終わらせればいいのに。なのに前者がいつも先行してしまう。笑


思い出も一緒に食べるんだからね

僕が一番好きで聞いている”オードリーのオールナイトニッポン”での、若林さんと若林奥様のお話を紹介します。

夫婦で鮎の美味しいお店へ車で出かけた二人。
昼前に鮎釣りを体験できる川へ行った二人。
釣りを始めると、二人して鮎がポンポン釣れます。係員さんからは「釣れた魚はその場で焼いて食べられる」というのを伝えられてた若林さん。
そこには釣り堀があるというのと、30分で5匹も釣れるなんて何かキナクサイと感じた若林さん。自分の悪い癖だと認識しつつも辺りを詮索してみると、釣り場の地図に「釣り場の制限がされている」が表示されていることに気づき、「これ養殖なんじゃないか?」と勘繰ります。
更に詮索していくと、網が貼ってある場所まで発見した若林さんは「養殖」だと確信しますが、釣りを楽しんでいる奥さんの気持ちを削ぐようなことはしません。

結婚してから”余計なことは言わない訓練”をしている若林さん。
釣れた鮎を確保して戻ろうとする若林さんと奥さん。ですが若林さんは葛藤します。「これから自分で探して店の写真まで見つけて予約までした鮎の美味しいお店で食べようとしているのに、ここで養殖の塩焼きを食べてしまったら、、お店で食べる時に楽しみや美味しさが軽減してしまう。」と考え、釣れた鮎を川へ戻してしまいます。

「え!?なにしてんの!?これ塩焼きにして食べられるんだよ?」

と、当然奥さんは驚き若林さんに問います。
若林さんは葛藤の通りのことを元に「我慢した方がいい」と伝えます。

係員のところに戻ると。

「えっ!えええ!?釣れなかった!?」
係員のおじさんは驚きます。おそらく若林さんのようなお客さんは今までいなかったのでしょう。

「川へリリースした」と告げる若林さん。

「ええ!?え、え、え、なんで!?」
戸惑うおじさん。

このあと、ここより美味しい鮎を食べに行くとは言えない若林さん。
おじさんは、「もったいない、今から俺が網で取ってくるから!」と、優しすぎるおじさん。

その光景を直接は見ていないものの、後ろで手を洗いながら聞いているでああろう奥さん。

付け焼刃で
「あの、ちょっと、実は二人とも川魚が得意じゃなくて・・・」と嘘をつく若林さん。

そうかー
苦手な人でも美味しいって言うんだけどねえ。。。
と心底残念そうにするおじさん。

こうして事なきを得た若林さんは車へ乗り、予約したお店へ移動します。


その車内で奥さんからポツリと言われます。

「あのー、若林さんね、あなたを知ってるから、気持ちわかるんだけど。味だけじゃなくて”景色と思い出も食べるんだからね?”

これを耳にした若林さんは急ブレーキをかけそうになり、お店に着いてから食べた美味しい鮎も、上手くリアクションが取れなかったというオチでこのトークは終わります。笑


自分、自分、自分

「ええ!?そうなの!?」と、若林さんは今まで「自分なら」とか「自分が」という自分主体で過ごしてきたばっかりに、ことの重大さに気づけませんでした。学生時代になぜモテなかったのかがわかる、自分的には何気ない質問だと思っていたのに、女性を泣かせてしまったことがある。という経験談もおっしゃっています。

この話、ここ近年で一番好きなトークです。
そして、「自分自身にもこういう面があるな」とハッとしました。
なぜなら、この話を最初に聞いた時に、僕でもお店で食べる鮎を優先してしまうと感じたからです。もちろん景色や鮎釣り自体を楽しむことはするのですが、「本来の目的は、美味しい鮎を食べることだから」という思いが強いので、こういった言動が出てしまう。すごく自分が重なって見えました。


人生は修行の積み重ねです。
対人関係は一生続きますもんね。

最後にこの回を抜粋した動画を載せておきますので、お暇な方はぜひ、楽しく聞いてください。

鮎釣りをしに行く若林夫妻


明日は手術のハイライトを書きます。

ひとつよしなに。


株式会社美好所属
市川SC所属 27番

みのってぃ。



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