「良いタイトル」どうすれば思いつくのか問題
タイトル、なかなか浮かびませんよね。
今日のWORDSでは、クライアントさんのnoteのタイトルを考えていました。
しかしなかなかピンとくる案が出ず、もはやなにが良いのか悪いのかわからなくなる泥沼状態に……。そんなとき、柿内さんの考え方がすごく勉強になったので、ご共有いたします!
誰に向けた文章なのか?
いきなり「よし、この文章が一番読まれるような、良いタイトルを考えよう!」と思っても、なかなかできるものではありません。
私は最初、悩んだ末にAmazonの「ビジネス書売れ筋ランキング」を見て参考にしようとしていました。
でも、柿内さんがまずおっしゃったのは「それ、誰に向けたnoteなの?」ということでした。
文章には伝えたい相手(読み手)がいます。当たり前のことですが、「おもしろくしよう」と意識しすぎると、ついつい忘れてしまいがちです。
おもしろくするのはあくまでも「読んでもらうための手段」であって、内容を届けたい相手がいることを忘れてはいけないなと感じました。
伝えたい相手は、具体的にする
竹村さんのこのnoteに、文章を書くときは「あなた」を意識することが大事だと書いてあります。
それで私は今回「あなた」を冒頭に持ってくることで、いいタイトルをつけられるのではないかと考えました。「あなたは○○で生きていけますか?」みたいな感じです。(安直!)
ただ「あなた」を意識するだけではダメなのです。「あなた」は、なるべく具体的でないといけません。どういう考え方の、どういう職業の、どういう趣味嗜好の人か。なんなら、特定の個人を思い浮かべたほうがいいのです。
そうでないと、結局誰に伝えたいのかわからない、ぼんやりしたタイトルになってしまいます。
材料が足りなければ、そもそもなにも浮かばない
煮詰まったらいったんタイトルから離れて、材料を増やすことも大切だと感じました。
手持ちの材料(目の前にある文章)だけでなんとかしようとしても、たいていどうにもなりません。
柿内さんは「これってどういう経緯で書いたnoteなの?」と竹村さんに質問して、それからタイトルを考えていたんです。
すると「こういう人にこういうことを言われて、それに対しての反論のノートなんです」と、文章を読んだだけではわからなかった情報が出てきました。それで伝えたい読者像が明確になったことで「じゃあ、この人に刺すためのタイトルにしよう」と考えることができました。
その結果、それまで焦点をあてていなかった部分に注目し、「どういうこと?」とつい気になってしまうタイトルになったのです。
noteを書くにせよ、書籍を作るにせよ、HPなどに文章を載せるにせよ、タイトルづけってすごく大切だし難しい部分ですよね。これからもいい方法を学んでいきたいです。(みなさま「自分はこういう方法でタイトルを考えてるよ!」というコツがあれば、ぜひ教えてください!)
数ある記事のなかから見つけていただけてうれしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございます!