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我慢の先にあるものは・・・

書店で新書を買ったのはいつぶりだろうか。

たまたま書店の脇を通り過ぎた際、ふと目についた書籍があり、わざわざ数メートル戻ってそれを手に取った。

『感じのよい伝え方』というタイトル。

中身を少しだけ立ち読みして購入した。


人と繋がるにはコミュニケーションは欠かせない。
コミュニケーションの中でも、「言葉」は一番重要ではないか。
音声でも文章でもその重要性は変わらないと考える。

相手に気持ちよく受け取ってもらえる「言葉」をチョイスするだけでなく、それをどう表現するか。
これは誰でも簡単に出来ることではない。
仕事柄、こういったコミュケーションスキルが求められる立場にあるゆえ、言葉を扱う時には慎重になる。すると、常に緊張感たっぷりで、実は自然に話せていないのでは?と書籍を読み進めながら思ったりもした。

「大前提は“我慢”をやめること」
「自分の意志を明確に表すこと」

出典:『感じのよい伝え方』宮本佳実

特にこの2つのフレーズは、自分に言われている気がした。


今までは我慢の連続だったかもしれない。
「こうしたいかもしれない…」という気持ちがあったとしても、その意思を伝える時は周りの顔色を伺うことも多かった。
一方で、「こうする!」とはっきりとした意思を伝えることもあった。しかし、その時の自分は、決して気持ちのよい伝え方は出来ていなかったという自覚がある。

そんな生き方、お互い心地よいものではない。
だからわたしは、そういう生き方をやめることにした。
相手を大事にするのと同じように、自分も大事にすること。
誤解がないように伝えると、それは「自分勝手」に生きることとは違う。


人生は大抵一人称では済まない。
相手がそこにはいる。
だから、我慢せず、自分の意志を明確にする時にも「気遣い」という名の少しの工夫(コミュニケーションスキル)が必要だ。
あくまで「少しの気遣い」。やりすぎたら結局は振り出しに戻ってしまう。

ここ数日そんなことを思いながら過ごしてきた。
上手くいかなくても、諦めない。ノウハウを習得し、そして実践!

少し苦しくなったら、自分軸に戻す。これが出来るようになってきたわたしは、以前よりもちょっとだけ強い人間になれた気がする。

復職まであと少し・・・




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