SNSとじぇねれーしょんぎゃっぷ その4
今日で最後にしようと思っているシリーズ。(こんなに長くなる予定ではなかった笑)
結局SNSにジェネレーションギャップがあるかと聞かれれば、「いつの時代もある」というの結論だろう。
1番若者が多いイメージのSNSはTikTok。そしてゼンリーかな....。
1番大人が多いイメージのSNSはそれこそビジネスSNSの他に、FacebookやLinkedlnといったところだろうか。
でもどの世代にも広く親しまれているようなものもある。LINEは特に。あとはTwitterやInstagramかな.....。そして、ブログのアプリ。はてなブログとかAmebaとかlivedoorブログとか それこそnoteとか色々あるけれど、この辺を使っている人の世代は様々だろう。
「SNSは若者が使うもの」というイメージは、IT化に伴ってどんどん変わっていっているような気がする。つまり、「若者に愛されるSNSと、社会人(大人)に愛されるSNSに『住み分け』がある」みたいな。
SNSを使って友達と繋がったり、知らない人との出会いを楽しんだり、愚痴を言ったり、映えを意識したり.....なんていうのが若者(特に高校生)のSNSの使い方のイメージで。とにかく「繋がっていないと不安」という人も増えてきていると思う。
大学生になってくると、ブログやnoteで意見を発信し始める人、社会人とのちゃんとした出会いを求めて『繋がる』ためのアプリを変える人がいたり。もちろんInstagramのストーリーでとにかく酒・ご飯・旅行のワイワイ感を載せて今しかできないことを思う存分楽しむ人もいたり。
社会人(大人)になったら、なかなか会えないけれど長い付き合いの人と繋がっておくことを求めたり。眠っているビジネスチャンスを求めたり。広く自分の意見を発信できる場所はどこなのかと色々なSNSをさまよい始めたり。
一方で恋愛や婚活のための「出会い」を求めてSNSを使う人がいたり。
ジェネレーションギャップがあるっていうのはなんか当然のことのような.....。SNSを使う目的が違うような.....。
「TikTok!?そんなの知らないよ!自撮りするの?」っておじさん(笑)が若者に聞いてきたとしても、それはジェネレーションギャップっていうより「そのおじさんが若い頃(当時)は必要とされてなかった」ってだけなんだろうなぁ。
自分を「発信」する手段がSNSではなかった。特技を動画で披露できるほど、短時間の動画を見て楽しもうと考える人が少なかった。「映え」を求めるベクトルが違っていた。
そして何より、「承認欲求」の量が違っていたのではないかな〜と思っている。量だけではなく、矛先もかな。
SNSにのめり込む人が増えれば増えるほど、「どこかで自分は『孤独』な存在だと感じる人」が増えたような気がしている。SNSでの交流が薄っぺらいもののように思えてきたりして。自分が知らないやり取りを見つけると、どこか疎外されたような気持ちになって。キラキラ輝いている人をSNSで見ると、結局自分は何もできてない....と思ったりして。カップルの投稿を見て急に寂しくなったりして。
自分を見てほしい、自分がマイナスのことを発信していたら気づいて心配してほしい、みんなに注目されたい、SNSを使いこなして人間関係の中の立ち位置をあげたい(特に若者)、とか.....。
どこかで常に「承認欲求」に付きまとわれている人が多いような気がしている。
「承認欲求」を満たす相手が身近な恋人や友達じゃなくて、「画面の向こうの見知らぬ誰か」になったのかもしれないなぁ....と、思うことがある。
相手の存在を画面越しに感じ取れるだけでそれで十分、いいねやスキをもらえた数が自分の価値.....そこから深みにはまらないように、、、してほしいなぁと思ったり。
この辺にしておきたい、今日は目が疲れた。