詩のような ” 虫と猫 ”【シロクマ文芸部】
働いている蟻はみるけれど
働いている猫はみない
そんなことないにゃ
看板猫っていうものがあるにゃ
一日駅長をする猫もいるにゃ
招き猫だって働いているにゃ
と、心の中で猫になって反論してみる
違う!
また自分で反論してみる
働いているふりをしているけど
猫たちは遊んでいるに違いない!
そんなくだらない問答を心に繰り広げつつ
公園のベンチに座っている私の足元を
公園猫のクロちゃんが通った
向こうで待っているおばあちゃんのところに行くのだ
おばあちゃんに頭をなでられるために。
ああ、クロちゃんは働いている
*でもほんとは餌もらうんじゃないかな…(´∀`*)ウフフ
小牧幸助さんの企画に参加します