【詩】夜の花の夢
夜の花は眠っている
開いていても眠っている
眠っている花の周りには
花の見ている夢が漂う
誰もいない公園に
月の光と花の夢と
黒猫の足音と
どこかで鳴く青葉木菟の声が
そっと混ざりあって風に流れて
私の部屋の窓から
開けたままの窓から
すうっと入ってきたのに
でも私の夢はそのままで
花の夢は出て行ってしまった
私は色のない夢の続きの中
*スタエフで朗読しました
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夜の花は眠っている
開いていても眠っている
眠っている花の周りには
花の見ている夢が漂う
誰もいない公園に
月の光と花の夢と
黒猫の足音と
どこかで鳴く青葉木菟の声が
そっと混ざりあって風に流れて
私の部屋の窓から
開けたままの窓から
すうっと入ってきたのに
でも私の夢はそのままで
花の夢は出て行ってしまった
私は色のない夢の続きの中
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