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先住民アートの魅力

昨日訪れたマクマイケル美術館で、カナダの先住民のアートを鑑賞しました。帰宅後、家のリビングにある北米の先住民アートを見て思い出に耽ってみました。

アメリカ在住中に旅行した際、ちょこちょこ買い集めたものの一部です。

ウェディングベース

ニューメキシコ州サンタフェ郊外に、世界遺産にもなっているタオスプエブロと呼ばれるネイティブアメリカンの集落があります。今も電気や水道のない生活をしているそうです。

そちらで購入した陶器、2つの分かれた口を持つウェディングベース。プエブロ族の結婚の儀式において、重要な役割を果たすようです。当時、私は新婚だったのでこれを選んだのでしょう。幾何学模様が特徴的です。

ココペリ

サンタフェのお土産やさんで購入した金属製の壁掛け。ブルーとグリーンの色合いが好きです。笛を吹いているココペリは、五穀豊穣、子宝、幸運を願う精霊。お陰様で2人の子宝に恵まれました。

オーロラをバックに踊る人

こちらは、家族4人でオーロラを観に訪れたアラスカで購入。石と鳥の羽でできている置物。アラスカの先住民の伝統ダンスを踊っているのでしょうか。

ドリームキャッチャー

こちらも家族4人で訪れたユタ州とアリゾナ州にまたがるグランドサークルのモニュメントバレー(見出し画像)で購入。北米のお土産やさんには、どこにでもよく置いてあるドリームキャッチャーです。小さなトルコ石がアクセントになっています。

アメリカもカナダも、大陸に後から来た人々が先住民を迫害した暗黒の歴史があり、そんな中、何とかして生き抜いてきた彼らの力強さが先住民アートには宿っているような気がします。基本的に自然の素材を使っていて、自然からのパワーと共に、手作りの温かみも感じられ、素朴で素敵なデザインにとても心惹かれます。

カナダでも素敵な先住民アートに巡り逢えたら、お気に入りコレクションに追加したいと思っています。

冬のアラスカにて

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