しばいぬとわたし
訪れた美術館など、アートにまつわるお話
カナダ・オンタリオ州トロント郊外。わたしの住む街の紹介。
日本からカナダに引っ越した、柴犬にまつわるお話。
最近観た映画の感想など。
カナダで日本語の対面個人レッスン。日本語の先生の仕事についてのお話。
1988年から福岡県北九州市を拠点として生活困窮者支援等の活動をしているNPO法人抱樸(ほうぼく)の『希望のまちプロジェクト』。かつて暴力団の事務所があった土地に複合型社会福祉施設を建設し、「ひとりも取り残されないまち」をつくるプロジェクトです。その理念に共感し、以前から陰ながら応援させていただいています。 当初は今年、建設開始予定でしたが、資材高騰等により計画通り進まず難航しています。12月2日まで緊急クラウドファンディングをしています。
いよいよ今日はアメリカ大統領選挙。現在、私はお隣のカナダに住んでいますが、当然、テレビのニュースでもアメリカ大統領選のことがしきりに流れています。世界がどこに向かっていくかにも大きく影響しますから、世界中の注目の的ですね。 2016年のアメリカ大統領選の時は、私はアメリカ・ミシガン州に住んでいました。家の近くに大きなコンベンションセンターがあり、そこでトランプ氏の集会が開かれた際には、ミシガン中のサポーターが大集結して、会場前の道路が大渋滞。出先から帰宅するのにその渋滞に巻
日本に長く住んでいると海外生活に憧れたりもしますが、海外に住み始めてしばらく経つと、日本が恋しくなってくるものです。和食を食べたり、日本的な物に出会うとホッとしますし、日本に住んでいるとそれほど興味をもたないものでも、海外に住んでいると心惹かれたりもします。 トロントには立派な日系文化会館があり、年間通して様々な日本の文化を紹介する催しがあります。11月3日、日本の文化の日に「日本茶祭り」が開催されるとのことで行ってみました。
先月から、カナダ・トロント郊外地元の農家さんのファームシェアで、毎週、新鮮な有機野菜を入手しています。自分でお野菜を選ぶのではなく、農家でたくさん収穫された旬のお野菜を毎週定額で分けてもらう仕組みで、どんな野菜が入っているかは毎回のお楽しみです。 先々週のお野菜の中に入っていた紫大根。色もきれいで、コロンとした形も可愛くて。味は、白い大根より甘味が強くて生でも美味しいです。 同じくファームシェアのお野菜の紫玉ねぎと一緒に、ワインビネガーでマリネしたり。 葉っぱは新鮮な内
こちらトロントは、昨夜は風が強く生暖かい、なんだかハロウィンに相応しい雰囲気の夜でした。家に近所の子供達がTrick or treatで来ると、間違いなく我が家の番犬が吠えて落ち着かないので、配るお菓子も用意せず、暗くなる前にブラインドを全部閉め、門灯も点けず、家の中も薄暗くして身を潜めていました。 にもかかわらず、ドンドンドンと玄関のドアを叩く音が(一度だけですが)。もちろん、しばいぬセキュリティが発動し、家の中から大きくワンワンワンッと吠えて追い払ってくれました。 以
昨日今日とトロントは記録的な暖かさ。通常は10℃ぐらいのこの時期、今日の最高気温は22℃。風の強い生暖かいハロウィンの夜です。 日中、重い腰を上げて、裏庭の落ち葉かきをしました。先日、しばいぬと遊んだ際、落ち葉の絨毯の中に紛れて見失ったボール2つを無事救出。 落ち葉を避けてようやく見えてきた芝生。足元をふと見ると、一輪の紫のすみれが顔を出していました。春になると裏庭の一角が野生のすみれ畑になるのですが、ここ数日の暖かさで返り咲きしたのでしょうか。四葉のクローバーを見つけた
前の記事に引き続き、素敵な版画家さんのお話です。今回は、1970年代からカナダ・オンタリオ州に拠点を置かれて活躍されている版画家、松原直子さん。世界各地で個展を開き、数多くの美術館に作品が所蔵されています。トロントの日系文化会館にて展示会があり知りました。 モノトーンの作品からきれいな色使いの作品まで、どの作品にも木版画の力強さが溢れています。棟方志功に師事されたとのこと、その影響も感じられます。 一枚購入して家に飾りたいと思うものの、庶民の私にはなかなか手が届かぬお値段
以前住んでいたアメリカのミシガン州北部の森の中に、Gwen Frostic(1906-2001)というミシガン出身の版画家さんのアトリエがあります。既に他界されていますが、今でもそのアトリエで印刷された版画のカードやカレンダーなどが販売されています。モチーフは、ミシガンの美しい自然や可愛い野生動物。落ち着いた色合い、穏やかで優しくて素朴で、ずっと眺めていたくなる心温まる版画です。 Gwenさんは、アーティストであると共に、詩人、教育者、哲学者。50代でミシガン州北部の森に移
去年の春から、トロント郊外の家を借りて、しばいぬ含む家族と住んでいます。 この家は推定築60年。歩くと床や階段がギシギシ軋んだり、部屋のドアの開閉が悪かったり、排水の流れが悪かったりと、随所に年季を感じる家ですが、まあまあ気に入っています。 気に入っている点の1つは、キッチンからの眺め。 ウッドデッキに取り付けてある棒がちょっと残念なのですが、絵の様な裏庭の景色が見渡せます。リスが運動会している様子を窓越しに見るのも、毎日のエンターテイメントです。 欲を言えば、庭の向
先週から、カナダ・トロント郊外地元の農家さんのファームシェアで、毎週、新鮮な有機野菜を入手しています。 前回分は全て使い切ったところで、昨日、受け取りに、家から車を30分ほど走らせて行ってきました。今の時期、農場の近辺は美しいとうもろこし畑が広がっています(運転中、写真が撮れなくて映像をシェアできないのが残念)。 毎週木曜夜は、キッチンが野菜でもりもりになります。幸せです。 さて、何を作ろうかな。
裏庭の奥の金網の塀には、公園に通じているドアがあります。犬の散歩の時に開ける以外は閉めていますが、鍵はありません。 今朝、窓のブラインドを開けて裏庭を眺めると、 実は先日も同じように開いていたことがありました。 裏庭にはリス、アライグマ、ウサギなどお客さんがよく来ますが、皆さんドアを開けずに出入りできるはず。リスとアライグマは塀を登るし、ウサギはドアの下を通ります。しかも開け方が小動物とは思えない。動物だとしたら、相当大きな動物、熊とか、鹿とか、それともコヨーテの集団!
今日も秋晴れのさわやかなお天気でした。去年は急遽10月に一時帰国して見れなかったカナダの美しい紅葉。今年は見ることができて良かったです。 ピークを迎え、風にハラハラと黄色い葉が散り、裏庭が落ち葉の絨毯になりつつあります。 今朝、目が覚めてLINEを見ると、元同僚逝去の突然の悲しいお知らせが入っていました。あまりに急なことで信じられず。悲しくて何も手に付かず。一緒に働いた日々を思い出しながら、大きな楓の木と空を見上げて、ぼーっと秋の1日を過ごしました。
昨年春から、トロント郊外の家を借りて家族で住んでいます。 不動産屋さんによると、この家は多分、築60年ぐらい。裏庭には、大きな大きな木が何本かあります。その内の1本がこちら。 樹齢何年なのでしょう。元々この地に生えていた木なのか、庭に植えた木なのか。青空に向かってどこまでもどこまでも自由に伸びていく楓。落ち葉の量も半端ないし、枝がお隣さんにはみ出しているけど、お互い様でそんなことお構いなし。ここはカナダ。枠から少々はみ出しても平気平気。 日本の家では、お隣さんに枝が伸び
トロント郊外の地元農家さんから入手したファームシェアの有機野菜シリーズ。 自分では選ばないような、日本では珍しいお野菜に挑戦中です。 本日はこちらのお野菜。 長さ20cmぐらい。黄色に緑やオレンジの縞々の細長いかぼちゃの一種。 先日、農場で受け取った時に「皮は剥かないでいいわよ」と言われた通り、かぼちゃにしては皮が薄くてとても切りやすいです。 オリーブオイルと塩胡椒してオーブンでロースト。フェンネルの茎の下方の白い部分も櫛形に切って、一緒にローストしました。 食べ
トロント郊外の地元農家さんから入手したファームシェアの有機野菜シリーズ。 本日はスイスチャードを。 葉柄の赤と葉っぱの濃い緑のコントラストが見事。 昨夜はニンニク、塩胡椒、ごま油でさっと炒めて食べてみました。 そして、昨日からハマった梅干しフェンネルおにぎりを、海苔の代わりにさっと湯掻いたスイスチャードで包んでみました。なかなか美味しかったです。 そして『おにぎりアクション』に投稿。 本日のおまけ。
今週から地元の農家さんの有機野菜のファームシェアにお試しで参加しています。 昨日受け取ったお野菜の中に、大きなフェンネルが入っていました。 フェンネルの葉っぱは甘くて良い香り。生で食べると少し苦味を感じます。 受け取った後、葉っぱがすぐにしんなりしてきたので、早く使い切りたくて、昨夜はサラダに入れたり、鶏肉に乗せて焼いてみたり。 今日は、この夏に一時帰国中に買ってきた紀州の梅干しと、フェンネルの葉をご飯に混ぜ込んで、お昼のおにぎりを作ってみました。 予想以上に美味し