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わたしの住む街②

私が普段の生活範囲内ですれ違う人々が話している言語は、感覚としては半分ぐらいが英語、その他は中国語、ペルシャ語、韓国語などなど。移民の国カナダを肌で感じています。特に中国出身の方が多く、中国語で話しかけられることは度々あります。近くにアジア系のスーパーも多く、食材のお買い物にもあまり困らず助かっています。

行きつけの地元のスーパーで、日本語が聞こえてきたことは数回だけありますが、この辺りでは日本人とほとんどすれ違いません(気がついていないだけかもしれませんが)。そして、私が日本人であるだけで親しみを持って話してこられる経験を何度もしました。

韓国系スーパーのレジ員さん。私が日本人であることを知り、「日本人ですか!私日本に住んでいたことがあります!日本人に会えて嬉しい!またお店に来てくださいね!」と日本語で大喜びされたり。

犬の散歩中、公園で遊んでいた子供。「え、オオカミ?キツネ?犬じゃないでしょ!オオカミでしょ!?」。慌てて追いかけて来たお父さん。「日本の犬ですか?あなたは日本人ですか?初めて日本人に会いました!日本は素晴らしい国ですね。私達イラン人は日本人を尊敬しています。いつか日本に行ってみたいです。」と敬意を表明してくれたり。

同じく犬の散歩中、ウォーキングをしていた女性。「アンニョンハセヨ。あ、日本人ですか?この辺で日本人に会ったことがありませんよ。日本には行ったことがあります。日本の方は優しくて大好きなんです。」と30分ぐらい話をしながら一緒にお散歩したり。

柴犬は数回見かけたことはありますが、まだまだ珍しいようで、お散歩中に話しかけられることは多いです。この辺りでは「柴犬日本人ペア」は相当稀な存在なのかもしれません。遥々日本からカナダに一緒に引っ越してきてくれて、人との繋がりを作ってくれている愛犬に感謝する日々です。

「カナダの柴犬」「日本人であること」については色々とエピソードがありますので、また別で書きたいと思います。



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