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裏庭の楓
昨年春から、トロント郊外の家を借りて家族で住んでいます。
不動産屋さんによると、この家は多分、築60年ぐらい。裏庭には、大きな大きな木が何本かあります。その内の1本がこちら。
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樹齢何年なのでしょう。元々この地に生えていた木なのか、庭に植えた木なのか。青空に向かってどこまでもどこまでも自由に伸びていく楓。落ち葉の量も半端ないし、枝がお隣さんにはみ出しているけど、お互い様でそんなことお構いなし。ここはカナダ。枠から少々はみ出しても平気平気。
日本の家では、お隣さんに枝が伸びて迷惑をかけないようにと毎年庭木の剪定をしていましたが、ここでは剪定不要。というより、もはや剪定不可能。雨風が強いと、自然に折れた枝がガサっと庭に落ちています。
ちなみにこちらでは、私有地内であっても直径20cm以上の木を剪定または伐採するには市の許可が必要です。人口増加に伴い開発が進む一方、市の条例で自然保護にも力を入れていることが伺えます。
去年は紅葉がきれいだと思った記憶があまりなくて、色々思い起こしてみたら、母のがんの手術で急遽10月から11月にかけて一時帰国していたのでした。他にも心配事があり、去年は心に余裕がない秋でした。
庭で空を見上げて写真を撮っていたら、ちょうど飛行機が通りました。
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我が家を見守っているかのように天高くそびえ立つ大きな大きな楓の木。紅葉の見頃を迎えています。