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ワンオペ旅の中、思いがけない贅沢な時間

 前回の続き、初めての3人旅ブログシリーズ、ラストです。 

 次の日、子どもたちはホテル内の遊び場で思いっきり楽しみました。その中でも特に気に入ったのは、「アトリエ」という場所で体験した理科の実験です。
専門家のスタッフさんが子どもたちに風を使った実験を指導し、どうやったら物が飛ぶのか、長さや重さを変えてみたり、素材を工夫したりしながら、子どもたちは夢中で取り組んでいました。
この活動は子どもたちだけで行われ、保護者は別の場所で自由時間を過ごせる仕組みでした。

 その間、私はホテル内のスパでマッサージを受け、久しぶりに自分の時間を持つことができました。体も心も少しずつリラックスしていくのを感じました。
初めてのワンオペ旅の中、自分をケアする時間を持てるとは、、、パパが作ってくれて時間かなあ、なんて思いながらマッサージを堪能しました。

 活動の最後には、保護者が再び集まり、スタッフの方が子どもたちの活動の様子を丁寧に報告してくださいました。また、子どもたちが実験に集中している素敵な瞬間を捉えた写真までいただき、その成長ぶりを見ることができて嬉しかったです。
 
 実験が終わった後、アトリエカフェに寄りました。そこでは大人も楽しめるような化石や本がたくさん並んでいて、子どもたちも興味津々でした。
フェボナッチ数列を表現した模型?を見つけ、

「フェボナッチって何?」
「あ、これ、算数だし、パパ好きそうじゃない?パパのところに置こう!」

ということで、すぐに購入を決めました。子どもたちははホテルの部屋に戻ってもフェボナッチ数列の計算に夢中で、学びの旅にもなったこの時間に、私も心から満足しました。


フェボナッチ数列

 いろんな体験ができ、心も体もしっかりリフレッシュできたおかげで、久しぶりにぐっすり眠ることができました。思いつきで行った旅行でしたが、本当に行ってよかったと感じています。

 帰りの電車で気づいたのですが、旅をした日は、夫の月命日でした。
パパが「3人とも、この2ヶ月、色々頑張って疲れたでしょ。ホテルでのんびりしてきてね」と設定してくれた旅だったのかな、と感じました。

 きっと、そうです。

1・1・2・3・5・8・13… (フェボナッチ数列) 


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