政治家たちの伝えたい想い!
10月31日は衆議院議員総選挙🗳
期日前投票率は各地区で過去最高を記録!
前回、衆議院選挙の投票率は50%台。
60歳以上の投票率は65%、
若年層の投票率は40%…💧
年々減りつつある投票率でしたが、今回の選挙はパンデミックによる社会的不安や経済危機を受けて若者の間にも政治の関心が高まっています🔥
選挙運動をする上で演説・政策アピールは欠かせません。
私達のもとに声が届くかは演説・アピール次第ともいえ、政治家の皆さまは力を全力で注ぎます!
そして世界から注目される政治家・今も語り継がれる指導者の言葉やアピールは思っていた以上に印象に残り、現状を変える勇気を与えてくれるものでした✨
今回は世界の国王や政治家から学ぶアピール力・伝える力をご紹介させて頂きます!
映画から政治を知る🎬
①英国王のスピーチ🎬
子供の頃から吃音に悩むイギリス国王・ジョージ6世が、妻エリザベス妃と言語療法士ライオネルと共に吃音を克服し、国民に愛された国王として生きた実話を映画化したものです。
第83回アカデミー賞で作品賞、主演俳優賞、監督賞、脚本賞の4部門を受賞した名作です✨
ライオネル氏は、王ジョージ6世の症状を喉頭と横隔膜の協調が不十分であると診断しました。
そして毎日1時間厳しいトレーニングを課しました🔥
これはライオネル氏の独学だったので、当時は批判の声もたくさんあったようです…
ですが、吃音症は緩和して行き1927年のキャンベラの旧国会議事堂の開会式演説スピーチでは、自信を持って話すことが出来ました!
感動的なシーンです✨
王ジョージ6世と療法士ライオネルとの友情・エリザベス妃との夫婦愛も注目して頂きたいシーンです!
私が印象に残っているシーンは、ヒトラーの演説シーンです!
王ジョージ6世が言葉の壁で理解は出来ないものの、ヒトラーの喋り方・動きを見て「上手だ!」と一言。
伝える力が強ければ強いほど人を容易く誘導することが出来る恐ろしいシーンでもあります💥
一方で自分の考えを伝えるために演説の重要性を知るきっかけにもなりました!
②マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙🎬
英国初の女性首相“マーガレット・サッチャー”の生涯を、戦中の若年期から1990年の首相退陣に至るまでの回想をはさみながら描いたヒューマンドラマです。
サッチャー役を演じたメリル・ストリープは、本作品で第84回アカデミー賞主演女優賞を受賞しました🏅
オックスフォード大学卒業し、25歳のとき保守党の候補者として総選挙に出馬します。
最年少の候補者だったこと・唯一の女性だったことで注目を集めました🔥
遂に34歳のときに選挙で初当選を果たし、政治家としてのキャリアをスタートさせました!
食料雑貨店の娘として生まれた女性が、11年もの間首相を務める姿にたくさんの女性が勇気をもらったことでしょう✨
この映画のキャッチコピーは
「世界を変えたのは、妻であり、母であり、ひとりの女性だった」です。
首相としての仕事をこなしつつ、双子に手を焼く母でもありました🤲
「鉄の女」の異名があるサッチャー氏!
仕事に対する厳しい姿勢は家庭でも変わらず。
自分の仕事と弁護士の資格を得るための勉強・育児や買い物や料理など家事全般をこなしていたそうです🔥
一晩の睡眠時間はわずか4時間…
同じ女性として尊敬の一言です💗
自伝の中で「夫のデニスがそばにいてくれなければ、11年以上も首相を務めることはできなかった」と語っています✨
今であれば共働き・夫が妻を支える関係性は珍しいことではありませんが、昔はそうはいかなかったでしょう…
彼女は理解のある夫にも恵まれていました✨
私は特にサッチャー氏が残した『名言』に注目しました。
努力と信念で首相を務めた彼女が語った言葉は重く、勇気づけられます!
“リーダーは好かれなくてもよい。
しかし、尊敬されなくてはならない。”
“幸運だったわけではありません。
私はそれだけの努力をしてきました。”
“政治において、言ってほしいことがあれば、男に頼みなさい。
やってほしいことがあれば、女に頼みなさい。”
“不一致があれば、私たちは調和をもたらしたい。
誤りがあれば、私たちは真実をもたらしたい。
疑念があれば、私たちは信頼をもたらしたい。
絶望があれば、私たちは希望をもたらしたい。”
他にもたくさんの名言を残しております🤲
サッチャー氏が行った政策でイギリス社会🇬🇧は大きく変わり、その評価は賛否両論に分かれていました。
ですが当時、崩壊の危機にあったイギリスを再び強い国に復興させた功績はいつまでも語り継がれることでしょう🌱
王ジョージ6世もマーガレット・サッチャー氏も危機的時代の中での活躍でした!
危機的時代にあるほど「信念ある言葉」は重要で人々の心を動かします🔥
ファッションから政治を知る👔
①ジョン・F・ケネディ
アメリカ🇺🇸の歴代大統領でトップクラスの人気を誇るジョン・F・ケネディ!
1960年に第35代アメリカ合衆国大統領となったケネディは、1963年にテキサス州ダラスでの遊説中暗殺されるまでの約3年の間、 アポロ計画の発表や人種差別撤廃への積極的な姿勢を“ New Frontier Spilits”と称し、新しいアメリカ像を全世界に示し続けてきました。
1961年1月20日に行われた就任演説の中に有名な『名言』がございます!
“国があなたのために何をしてくれるかではなく、 あなたが国のために何ができるかを問おうではありませんか!”
政治を他人事にしてはいけない!という強いメッセージです💥
そして歴代大統領の中でもっとも服装にこだわっていた人物だとも言われております👔
勝負の赤ネクタイ🔥
1960年のアメリカ大統領選。ジョン F ケネディ氏とリチャード・ニクソン氏が大統領の椅子をかけ争っていました。序盤こそニクソン氏が優位に運んでいましたが、テレビ討論会で一変しました。
ケネディ氏はテレビ用のメイクアップをおこない、選んだスーツはネイビー、ネクタイは赤。これにより当時の白黒テレビでは若々しく力強い印象にうつりました。対してニクソン氏は茶色のスーツと薄い色のネクタイを選んだことにより、テレビではぼんやりと映ってしまい、疲れていて年老いた印象になってしまいました。
それからアメリカ大統領は演説の時には赤ネクタイを着用するようになったそうです🔥
ファッションはその人の印象を変え、ときには運命をも変えることができると証明した興味深いエピソードです!
②アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員
今大注目のアメリカ史上最年少女性下院議員です。
「AOC」の名で知られる、現在アメリカで最も影響力をもっている政治家のひとり。元バーテンダーという異色の経歴で、ブロンクス選挙区で大御所ジョー・クローリーを破って民主党下院候補に選出。続いて共和党候補を破り、女性として史上最年少の29歳で合衆国下院議員に選出された。共和党のテッド・ヨーホー議員から「ファッキン・ビッチ」と呼ばれた後に行ったスピーチでは、社会全体で女性蔑視が蔓延している問題を指摘。世界各国で絶賛された。
彼女はSNSの発信に力を入れていて、特にInstagramでは政界の内部を垣間見せてくれています👀
私たちが普段見ることのできないワシントンD.C.での経験を紹介したり、
インスタストーリーで「ようこそ、ホグワーツへ」とのキャプションが付いたアメリカ議会図書館見学の様子を投稿したことも🦉
政府をより身近に感じてもらうための工夫が多くの反響を呼んでいるのです✨
特に私がコルテス議員の活動で最も素敵だと思ったのが、メットガラに参加して美しい白いドレスに政治的なメッセージをのせて発信したときです🔥
メトロポリタン美術館が開催する最大級のファッション・チャリティ・イベントであるメットガラ(Met Gala)。
各界の著名人がさまざまなファッションを身にまとって登場します。
そして今回のテーマは「アメリカの独立」🇺🇸
『TAX THE RICH(金持ちに課税しろ!)』
彼女のスローガンです。
“政治の世界でよく言われることとして『媒体はメッセージそのもの』という格言があるが、ファッションも媒体の一つ。だからこそ、その重要性が軽んじられがちであるファッションという媒体を守ることが大事だ!“
と述べられています。
このドレスを纏ったことで批判・落胆の声もあったようです…
ですが、彼女が誰よりも立場の弱い人々の味方であることが分かります🤲💗
今後も彼女の活躍に注目です!!
ドレスをデザインしたのはニューヨーク在住のデザイナーのオーロラ・ジェイムスさんです✨
彼女は2013年にアフリカの精神をコンセプトにおいたアクセサリーブランド「ブラザー・ベリーズ」を立ち上げ、2020年には大手小売店が棚の15%のスペースに黒人所有のビジネスの商品を扱うことを要求する活動団体「15パーセント・プレッジ」を設立しました🌱
ファッションを利用したアピールは政治家のみではなく私たち庶民も活用してきたことです。
ファッションはときとして言葉以上の影響を持つのかもしれません!
ここぞというときにファッションはあなたにきっと力を貸してくれるはずです✨
政治は遠い場所の話?!
私たち日本人、特に若者はどこか政治を遠い存在で他人事で「自分たちの声なんて届かない!」と思い込んでしまいます…
私自身も政治は遠かったです💧
ですが、環境を考える・人権を考える・経済を考えるなどすべての問題は政治と繋がっています!
政治との関わりは常に近くにあって切り離してはいけないものでした💥
ケネディ前大統領の名言にもあるように、まず国民一人一人の意識を変えれば政治が変わり国が変わる!
そう考えたら投票することにも大事な意義があると考え直しました!
実際に若者の意識も変わってきています🔥
この流れはこれから数年後の日本を変えていくと私は感じました!
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