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育児備忘録 2024年6月20日

3才10ヶ月11日(生後1411日目)

<6月に下書きしていた日記を公開>
娘が幼稚園に通う生活にもやっと慣れてきたところで、人生初となる車、そして電動自転車を購入。育児含む生活全般の日記。


電動自転車

5月のはじめ、こども乗せ電動自転車を購入した。

娘がもうすぐ4歳になるという今更なタイミングで購入することになったのは、わたしが自転車で娘を運ぶのがこわかったから。

歩くよりも早く移動でき、自分のペースで走りながら景色を楽しめる自転車。ひとりで乗るのは大好きだったけど、小さい(15キロという重量はあるが)娘を乗せて走る自信はなく。

これまでの東京生活で、子ども乗せ自転車の無茶苦茶な運転や、風の強い日の立ちゴケなど、危険なシーンを多く目撃してきたこともあり、あったら便利だろうなとは思いつつ乗るのを避けてきた。

しかし大阪に来て、娘の保育事情が激変。近隣の保育園、幼稚園は全園落ち、なんとか入れたのは、ちょっと町から離れた山の上にある私立幼稚園。市バスで片道15分ほど、娘を連れての徒歩だと30分以上はかかる。

通園バスはあるものの、利用できるのは、朝と預かり保育のない14時帰宅の日だけ。よって、預かり保育や習い事がある日は市バス、または徒歩でお迎えに行く必要がある。市バスは本数が少なく、どちらにしろ往復1時間以上はかかってしまう。

夏休みなどの長期休暇に入れば、園バスが運休するので朝も帰りも利用できない。毎日通園だけに2時間以上取られるのはかなり厳しい。

という理由で、自転車購入を検討することになった。
この辺りはどこに行くにも登り坂がきついので、電動自転車一択である。
以前住んでいた東京の地域にくらべると、道幅も広く交通量も少なく、安全対策を万全にして乗れば大丈夫かもしれない。ということで、購入を決めた。

必需品になりつつある自転車

ゴールデンウィークに納車された人生初の電動自転車。チャイルドシートもずっしりしており、重量がすごい。長さも結構ある。
最初はペダルを踏んだ時の加速がこわかったが、ひとりで練習し、やっと少し慣れた。

緊張の自転車でのお迎え初日。
娘は嬉しそうにチャイルドシートに座り、わたしの不安定な運転で走り出しても全くこわがることなく、大はしゃぎして爆笑した後、すぐに寝た。
緊張していたのはわたしだけかーー、と、気が抜けた。

そんな娘だが、こども乗せ自転車が(わたしにとって)恐ろしい乗り物であることに変わりはない。できる限り安全に。ということで、まずは娘だけでなくわたしもヘルメットを着用。自転車の後ろにはピカピカ点灯する赤いランプを付け、夜でも早い段階で車に認識してもらえるように。
大きなチャイルドシートで後方が見えずらいので、バックミラーも付けて、運転しやすくなった。

万博公園にも自転車で遊びにいけるように。
この日はニフレルに
ワークショップでお面を作成
フードコートで20個以上のたこ焼きを食べる娘氏

いまだに娘を乗せて走るのはおっかないが、バスの時間にしばられることもなく、暑い中長い時間歩く必要もなく、重たい荷物もたくさん乗せられる。
レインカバーやコートも完璧にそろえたので、雨の日でも傘はいらないし(特に傘をさして大荷物で娘と一緒に歩くのがめちゃくちゃ大変なので)、今となってはもう自転車のない生活は考えられないくらいに助かっている。

これまで電車を乗り継いで行っていたショッピングモールや大きな公園にも自転車で気軽に行けるようになり、生活の幅が広がった。

車購入

同じく5月、ゴールデンウィーク中に車を購入した。(納車は7月中旬になる予定)

東京に住んでいた頃からずっと、車があったら便利だろうと考えていた。だがしかし、駐車場代だけで5万円とか絶対無理だった。
こちらなら屋内の駐車場でも都内の半額以下。それだけで一気に手が届く存在に。

そして娘の通う幼稚園をはじめ、病院や歯医者、大型スーパーや駅ビルなどのショッピングセンター、モールなど、定期的に通う施設には駐車場が完備されている。
わたしにとっては大阪(郊外だけど)も大都会だが、東京にくらべると車社会なのである。

一番ネックになっていた駐車場代高すぎ問題と、出先での駐車場迷子問題が解決。

とはいえ、他にも保険費用や車検代、ガソリン代など諸々の維持費はかかる。
レンタカーやカーシェアで頑張ることも考えたが、大阪に来て車を使用する機会が増えると、チャイルドシート問題がしんどくなってきた。

娘のチャイルドシート、レンタカーならオプションで付ければいいのだけど、カーシェアする場合。まず、夫が一人で駐車場まで車を借りに行き、自宅に娘とわたしを迎えに来る。そこでチャイルドシートを設置。
お出かけたの後に、また一度自宅に戻って、シートを取り外して荷物を下ろし、わたしと娘は先に帰宅。その後、再び夫だけ車を返却へ。これを毎回返却時間までに済ますのが地味に大変だった。

家の車があれば、返却時間にしばられることがなくなり、チャイルドシートもつけっぱなしにできる。他の重たい荷物も積みっぱなしにできる。
また、カーシェアの時は借りた車の車内が汚れていることも多く、乗車前に消毒や掃除もしっかりしていたが、家の車ならそれも必要なくなる。

災害の時には一時の避難場所として、電源としても使用できるかもしれない。

以上に加えて、購入の決め手となった大きな理由がもう一つ。
最近気が付いたのだが、大阪は本当に素晴らしい場所にある。<特に車があれば大いにその恩恵を受けられる>

以下は行きたい観光地までの車での移動時間(自宅から)

  • 京都駅まで40分。

  • 奈良の東大寺まで50分。

  • 神戸(ポートタワーらへん)まで45分。

  • 滋賀の彦根城まで1時間30分。

  • 姫路城まで1時間15分。

  • 岡山(倉敷)まで2時間30分。

  • 大好きな尾道まで3時間10分。

  • 四国の高松までも2時間40分。(うどんツアーしたい)

さすがに日帰りは厳しいけど、松江城、出雲大社、金沢(お寿司!)にも4時間ちょっと。大変な天国である。<車があれば>

レンタカーで遊びに行った神戸ポートタワー周辺
暗くなるにつれて美しい景色に。
そんな景色を眺めながら、びっくりドンキーにてごはん

日々どんどん成長していく娘を見ていると、この先一緒に出かけられる機会は想像するより少ないのではないか、と感じる。
今よりも気軽に、いろいろなところへ連れて行ってあげられたら。

ということで、検討に検討を重ね購入を決定した。

購入することを決めてからは、どの車種にするのか、税金や保険、ガソリン代などの維持費はどのくらいかかるのか、そもそも新車で買うのか中古にするのか、ガソリン車にするのかハイブリッドカーにするのか。グレード、オプションはどうするのか・・・などなど、夫とエクセルを使って諸々の計算をし、知識をつけるため夜な夜なこれまで見たこともない車関連のyoutubeを見まくった。
そしてもう車のことを考えるのも嫌になった頃、お店に試乗に行き、その日のうちに購入した。

試したくてカーシェアしたトヨタのシエンタ。購入したのはこの車種の別グレードの色違い。

ちなみに車体の費用はわたしの個人資産から捻出。
原付の免許しか持っていないため、運転を100%夫にお願いすることになってしまうのが申し訳ないという理由もあり、自分で買った。

長かった独身時代、深夜残業、徹夜、休日出勤と、激務がつづく日々に貯蓄し眠らせていたお金。やっと日の目を見ることになり、満足している。

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