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贅沢な悩み


子育ての辛さの一つに、そもそもが贅沢な悩みだという側面があると思うのです。

産みたくて産んだ。
子どもがほしくても持てなかった人がいる。

そう、今、子どもを持つことはある意味、贅沢な側面があるのでしょう。

1人目ならベンツ
2人目ならポルシェ
3人目ならランボルギーニ
4人目ならロールスロイス(運転手つき)


くらいなイメージ。もちろん独断と偏見です。

5人目以上は想像がつきません。
なんでしょう、もうサンタクロースのソリとかでしょうか。

ってことは保育士さんはサンタクロース。
何を言っているのだ。

ロールスロイスが熱を出したり、ランボルギーニが学校に行きたくないと言ったり、ポルシェが赤点とったり、ベンツが金曜日なのに水筒を学校に忘れたり、はしない。

えっと何の話でしたかね。

いや車もメンテナンスが必要ですし、色々気苦労が多そうな気がします。想像ですが。

子育ての苦労って当事者以外からはポルシェの色で悩んでるくらいに見えてるんじゃないか、とたまに思うのです。

子どもが初めて乳歯が抜けた時、
「また生えてくる?」
と不安そうに会う人会う人にたずねていて、
皆にこにこしながら
「大丈夫、ちゃんと生えてくるよ」
と答えてくれたことがありました。

悩みごとってそんなところがあって、
子育てなんてずっと前からずっと行われてきてるのに、
皆悩んで皆困って、
皆大したことじゃないって言われて、
でもたまに本当に大したこともあって、

何なんだろうなあ、って思います。  


乳幼児突然死症候群

子どもが小さい頃は、この単語がずっとずっと頭の片隅にあって、

そう、この子に何かあったら、
子育てとはその恐怖をずっと抱えて生きていくということに他ならない。

もちろん、四六時中そんなことを考えているわけじゃない。

だけど私は、子どもが熱を出すと不機嫌になってしまう。
熱を測り、高ければカロナールを飲ませる。水分と消化のいい食事を与える。
他にすることなんて別にない、いつも通り淡々と過ごせばいい、仕事を休んだから溜まっている家事をやるチャンスですらあるのに、

そわそわして手がつかない。

ココロがゴリゴリと削られる。 
痛いよぅ。

なんか私も体調が悪い気がする。
気のせいかな?

そんな季節の変わり目。

贅沢な悩みは贅沢に解決したらいいのかな。
ナガノパープル、とろーりケット、バターブレンドコーヒー、それから枕を買い替えたいな。

そうよ私は金のかかる女。

明日はちゃんと働こう。
働きたくなんかないけど。




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