目の前の世界が溶けていってしまいそう
でっかいため息のような記事。
疲れてしまった22歳の愚痴。
心が不安定だと、外に出るのが辛くなってしまう。
光は眩しくて、刺すような痛みが目と頭に響く。
音は常にいろんな種類が混ざっていて、それだけで気持ち悪い。イヤホンで音を聴いて閉ざそうとするけど、外の音を遮るために音量を大きくすると、それはそれでしんどくなる。飲食店が多い場所では匂いも混ざり合って、余計に食欲がなくなる。
そんな状態で、必要なものだけさっと買って、逃げるように重い足取りで家に帰る。
実家は駅から近く、都心へのアクセスも良いし、ショッピングモールやスーパー、飲食店や服屋も並ぶ便利な場所にある。
でも、私には全然向いていない。
1日3回、薬を飲む。
近頃は薬を見ただけで吐き気がしてしまうようになった。飲まないと自分が苦しむのは理解しているから、なんとか飲んでいるけど、最近は「薬を飲む時間」そのものが辛く感じる。人前では飲めない。
小さなキャンドルに火をつけて、ハーブティーを淹れて、静かな部屋で音量を絞ったスピーカーから音楽やラジオを流して、本を読んだり、ぼーっとしたりする。この時間がないと、自分がどんどん壊れてしまいそうで怖い。
疲れ切って、真っ暗な部屋で横たわることしかできない日もあるけど、どうにか壊れないでいたい。
怖いよ。
強く生きたい。こんなふうにくよくよしてる時間なんて本当はないのに、それでも無気力が顔を出してしまう。まるで、うつのときみたいに。
治ったと思っていたのにな。
感覚過敏になってしまうと、苦しいね。
夜はなかなか寝付けなくて、そんな自分に「体にも悪いよなあ」ってまた気を落とす。
今週末、よく事情を知ってくれている先輩とも相談して一緒に音楽をやっている仲間に、直接病気のことやこれからのことを話す予定だ。それが気がかりで、また心がざわざわしている。
今日は彼氏が会いにきてくれる約束だったけど、無気力に勝てなくて断ってしまった。
明日は会えるといいな。
LINEやインスタのDMがたまっていて、全然返信できていない。返す気力もなくて、こんな自分がおかしいことくらい分かるけど、きっと一時的なものだと思いたい。だから、今日は「見なかったこと」にした。明日には返す。たぶん。
今はリビングの端っこのソファーに座っている。
テレビの音は大きくないはずなのにうるさく感じて、無意識に私の視界に映り込む映像はごちゃごちゃして見える。でも、仕事から帰ってきた父がくつろいでいるから、止めてほしいなんて言うつもりは全くない。かといって、真っ暗な部屋に移動する気力も湧かなくて、結局このまま動けないでいる。
睡眠薬にでも頼って、さっさと眠りたいけど、私は飲んじゃいけないらしい。
先生に「そこをなんとか…」って言いたかったけど、優先すべきは体のことだもんね。仕方ないよね。
長い愚痴になっちゃったなあ。
明日は笑顔で過ごせたらいいなあ。
もう、どうすればいいのか分からないってば
神様っているのかわからないけれど、私にはこの試練が難しいです。って甘えたことを言いたくなる。
こうやって声には出さずとも文字を並べて吐き出すと少しスッキリするのかな。そうだといいな。
さて、セカオワでも聴いてこよう。
今日は眠れますように。
ライブも行ってた時は楽しかったなあ。
今も昔も、とてもお世話になっている。
・すべてが壊れた夜に
わからないことを肯定してくれる。わからなくてもいいんだ。とまた前を向けるきっかけをくれた曲。
だから今夜も聴くよ。
・正夢
眠れなくても、私も朝を待ってみてもいいかなと思える。メロディーもなんだかすごく安心するんだ。
・バードマン
無気力で何も進めていない時も、元気づけてくれる。また太陽の光を心地よく浴びれたらいいなって思いながら聴く。