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すごくイイ日に、家じゅうのお塩を替えました

夫婦喧嘩をしました。
それがいいことだったの? うん。そうだったの。

きっかけは彼がワタシに、皮肉めいた批判をしたことでした。

皮肉とか嫌味を言うってことは、なにか言いたいことがあるけど、
言い方がわからないから違う表現をしているときでもあるでしょ?
今回は特にそれを察知できたし、彼が年単位でワタシに対して感じている不満であることにも、気づいていたのです。
なにせワタシは察しがいいオンナなのです。

ワタシにも、年単位で抱えている彼とのテーマってありまして。
それはもうとっくに気づいていたし、自分なりにめちゃくちゃ考えたり分析したり観察したりしていました。
伝えてこなかったのは、伝え方がわからなかったから。
あと、タイミングかなぁ?

「怒りに怒りに任せていいたくない。
ちゃんと伝わってほしい」


そう思ってるんだけど、もし意見が食い違ってすれ違いってなったとき、
それはそれでめんどくさいし、厄介だしなぁ。
別れ話をしたいわけじゃないし、こっちに言い分をまるごと聞けって思ってるわけでもないしなあ。
って思って黙ってきたことでした。

けど今日は、タイミングが誕生しましてw つまり喧嘩勃発w

私たちは違う考え方と価値観と時間軸を持っている2人の人間で
同じ方向をみていることもあるけど、違うこともある。
一心同体ではなく、二心共同体員だと思っていること。
人の価値観は変化しているってこと。
その価値観をすり合わせたとしても、同じ価値観になるわけじゃないと思う。
価値観が違っても、仲良く暮らせるって信じてる。よく離婚理由に価値観の違いってあるけど、そのとき使う価値観と、ここでいう価値観は違う言葉だと思う。
価値観の違いを悲しんだり批判したるするより、違う価値観であることを認めあえる人間関係・家族関係を築きたいこと。

それには、自分を信じてないと出来ないだろうなって思うから、ワタシは自分を信じることをプラクティスにしていること。
あと、プライドが高いと難しいことだから、誇り高く生きることと自分のプライドを守ることは違うんだってことを自覚することも、プラクティスにしていること。

だけど、あなたはプライドを守ろうとしているから、ワタシが言うことに反発して、傷ついたそのプライドを守るために皮肉を言ってるんだと思う。
ワタシは、あなたのそのプライドを傷つけたいわけじゃなくて、守っていてもいいよって思ってる。プライドを守ることがあなたの大事なことなら、それは続けてもいいと思ってる。
なんだけど、たまにリトマスみたいなテーマ(彼にとってそれは、味付けとお金と介護だってこともお互い感じ取り合っていたから、確認したら当たってるみたいだった)
がくるたび、傷ついたプライドを守ろうとして、ワタシに皮肉を言うっていう、あまり良くないルーティンが出来上がってることにも、気づいている。
ワタシは、あなたを責めたり怒ったりすることは選んでなくて、
どうやったらあなたと円滑なコミュニケーションが取れるか模索するために、自身の考え方を変えたり、コミュ方法を変えたりして、とても勉強してきたし、努力もしているんだよ。

っていうことを、めちゃくちゃ丁寧に語ったのだった。
いやもう、文字通り語った。喋ったとか話したとか、ではなかった。
ワタシが自分についてしている自己認識や、その変化もめっちゃ語った。

最初は、むむむ? っていう顔で聞いていた彼だったけど、
ワタシの言葉がだんだんと沁みていく感じが見えてきて、しかも、素直で優しい心をベースにして、自分たちの大事なことを一緒に考えるかのように耳と心を傾けて、言葉を選んでいた。

彼も、自分が人生の天井にぶつかっているって自覚があったようだ。 ああ、わかる。 ただそれって、頭の上にある天井じゃなくて、じつは真横にある壁に頭をぶつけてるだけなんだ!! 天井だと思っちゃうよね!! わかるよ。けどそれって真横の壁なんだよ!! ほら、目を離してみてみて! ワタシは、たにもとゆきさんのライフデザインコーチングをうけて、それを身体で学んだんだ。 天井なんかじゃない!! 天井なんてないんだよ!! だから、ワタシたちは、もっと自分を信じて上に上に、宙に宙に、伸びあがって行っていいんだよ。

あと、皮肉で伝えるその内容も、言いたいことの伝え方なんだよ!
それは、セルフカウンセリング協会で勉強中のプラクティスを繰り返しながら、ワタシは学んでるんだけどね、
自分が一番傷ついたことがなにかを、自分が自覚することなんだ。そしてね、どうして欲しかったかを自分に落とし込むこと。それを相手に伝えられたらそりゃいいけど、伝えられなかったとしても、自分がどう感じているか自覚する。
そうすることで、自分で自分をセルフカウンセリグしてあげられるんだって。だからそれを実践しながら、自己分析とか自己認識を深めてるだよ。

だって、大好きな人たちと幸せに暮らしたいんだもん。
それだけなんだもん。

だから、自分を大事にしてるんだ! 人生をかけて!


午前中、ひたすらそんなことを話して、夫婦喧嘩が人生会議みたいになっていった。
これって、哲学対話みたいじゃん、って思いながら話し続けた。

そのままあまりにお腹が空いたから、2人で近所の回る寿司屋さんにいき、ワタシが学んでいることがなにかを話したり、自分の変化を話し続けた。
それを聞いて彼は、すぐさま自分の尺度と比較したり、違いをみつけたりしながら、価値観の上書きをしているなぁ。って思った。
この素直さって、天才かって思ったし、尊敬した。あと、伝わるって嬉しいな、って思った。

ワタシっておしゃべりで、なんでもかんでも話す癖があるんだけど、それって褒められたがりなのかなって思ってたけど、そうじゃないかも。伝わってるっていう実感が嬉しいみたいだ。褒められたがりじゃないかも、という気づきに安心した笑

彼は、じゃあさ、こういうとき、こういったらいいのかな? この気持ちのどこを伝えたらいいのかな? とワタシに聞くような自問自答をしていた。

前のワタシだったら、自分の価値観を押し付けるように、自分が言って欲しいことを言ってもらえるように「こう言ったらいいんじゃない?」って伝えただろうな、と思う。

けど、最近のワタシはそこが変化していて、
「そういうとき、どんな反応をするかが人生そのものだし、それが自分らしさになることだと思う。そもそも正解はないから、ずっと考えたり、やり続けるってことなのかもね」
って言っていた。

今日、「大事なのは夫婦喧嘩だなぁ」
って思ってたけど、本当に大事なことは、

雑談だね。


私たち夫婦は、さいきん、報告も連絡もお喋りもおでかけもしてたけど、
雑談をしていなかった。
雑談をするくらいにリラックスした心でいないと、ただのオシャベリになってしまうのかもしれないなぁ。

こんなことがあったんだ。どう思ったんだ。なにに気づいたんだ。それをきっかけにこんなことが変わったんだ。それが変わったら暮らしの中のこんなことに変化が生まれてるんだ。その変化がいま自分にとってどんなことなんだ。そしてあなたに対しての愛がこう成長してるんだ。

その雑談が、ワタシと彼の夫婦の時間なんだな。
それが足りてなかった、雑談レスだったのだ!
やべーじゃん。せっ●すより、大事だと思ってたのに、サボってたのか!

あ、朝に掃除をしながら、たまたま気になることがあって
家にあるお清めの盛塩を3カ所から回収してたので、それを夜に作り直したのでした。

暦とか行事ではなんでもない日だと思うけど、
今日はワタシにとって、めっちゃ大事な1日で、しかもたまたまそんな日にお塩まで替えたことが、大変大変、麗しいことでありました。



11月期のライティング・ライフ・プロジェクトのご案内です。今年最後の募集になりますので、よろしかったらぜひ。

募集期間
10月25日金曜日までにお申し込みください。 

取り組む期間
10月28日月曜日 から 10月26日火曜日まで

ライティング・ライフ・プロジェクトってなんだ?
という方は、こちらをどうぞ。過去記事です。

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