嵐のあとの、我が家は静かです。
「この夏は、雪以外のものはほとんど降ったんじゃないだろうか」
っていうSNS投稿があって、いや実際に本当に……
っていいたくなるほど、ワタクシの地域の天候が乱れまくった夏でした。
雷が鳴ったという表現では足りないほど、雷鳴が轟き、近所に落ちました。
見知った風景の樹が裂け、道路に穴が開いた写真を見たときは、ぞっとしたし、本当に怖かった……。
あるときは、ゲリラ豪雨って名付けた人は、きっとこういう雨の降り方を体験したからつけたんだな。って思うくらいのどうしょうもない豪雨もありました。
ワタシの家は、行政に申請するほどではなかったけど、床下浸水をしてた感じで、次に来る雨雲次第では、猫を連れてマンションに住む友達の家に避難しようかって相談をしたほどでした。
そして、昨日は、雹とかいて、ひょう と読む氷の塊が襲ってきたんだそうです。
我が家では、オットと子供たちがたまたま在宅していて、三人で一緒に怯え合っていたそうです。
20分ほどの出来事だったそうですが、
車のサイドミラーがわれ、
サッシのガラス2枚にヒビが入り、
物置と自宅をつなぐエリアの屋根はズタボロに穴が開き、
雨どい1か所に穴が開いた。
ちょっとちょっと、なにこの風景ってかんじ。
その災害は、昨日の夕方の3時半ころのことらしく、ワタシが帰宅したのは夜の7時半ころ。
帰宅と同時に、3人がどれほどすごかったかを語って聞かせてくれたので、まるでその場に一緒にいたかのような錯覚に陥りつつ、懐中電灯を持って外回りに見に行ったのです。
さすがにオットは見回りを終えていて、お外にいる金魚たちを守るべく対応をはじめておりましたが、それでももう、悲惨っていう光景でした。
嵐のあとの夜空の美しさは恐ろしいほどで、なんだか自分たちのちっぽけさを自覚して、小さく笑うしかありませんでした。
屋根を踏みしめて歩く経験。
隣りの家の物置の窓ガラスが割れているのもみえました。
「ここに干しておけば雨に濡れない」っていう場所に干していた洗濯物が、もうただひたすらに水がしたたり落ちているほど水浸し。しかも洋服には葉っぱだの小枝がついていて、その雨の吹き込み方の異常さを目の当たりにしました。
「雷が鳴ってるぞ、あ、降ってきた、洗濯物! って思った時は、危険すぎて取り込むどころじゃないほど雹が降ってきて、もう外に出ないでおこう、ってガラス戸から眺めてたら、ガラスにヒビが入って…… 高くついたなぁ……多少痛くても、雨戸を閉めに外でたほうがよかったな……」
と、オットはとても後悔していましたがw
いやいや、出なくて正解。怪我しなくてよかったよ。
雹とか屋根の破片とか葉っぱとか枝が飛び散る中、外に出たら危ないよね。
今朝は、オットと家の周りの大掃除から始めました。
表通りを掃除したり、保険屋さん、大工さん、ガラス屋さんの訪問をうけ、
文字通り、非日常な1日。
大工さんがいうには、本当にごくごく一部のエリアだけの被害らしく、同じ市内でも大工さんの家は雨がパラパラしただけだそう。
嵐。まさに嵐だったようです。小さな嵐なのでしょうが、威力はありすぎるほどありましたし、恐怖体験でしかなかった。
異常気象。
温暖化。
こういった異様なことが、忍びよってきてるのかな?
って実感することが増えてきていますね。
とはいえ、悩んでも憂いでもしょうがないから、自分の暮らしを整えながら、1日1日、過ごしていくんだけどさ。
ガラスを入れ替える一部屋は、ムスコの部屋。
ねーねー、大工さん入るから、掃除したほうがいいよーー。
っていうジョーカーみたいなカードが登場したおかげで、ムスコが部屋掃除を始めたのが、せめてものラッキー!
書いて自分を抱きしめちゃおう。
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ライティング・ライフ・プロジェクトってなんだっけ?
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