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【レシピ】年末恒例になりつつあるパテドカンパーニュ【フードエッセイ】
皆さまごきげんよう。
今日も美味しいもの食べていますか?
年も明けましたね。
今年もよろしくお願いいたします。
年明けから色々な問題もテレビで拝見しております。
なかなか自ら動けることもなく歯痒さがありますが、自分が出来ることをする。
被災された皆さまがどうか早くに温かな時間に包まれますよう願います。
本題ですが、私、パテドカンパーニュが大大大好物でして、どこのお店でもメニューで見つけたら絶対頼んでしまう一品です。
そうなったのはおよそ10年前くらいの頃。
お酒の味も覚えて、少し贅沢な食事を覚えた頃に出会ったフレンチのパテがとにかく美味しかった!
それからどこに行っても見つけたら食べるのですが、そこである疑問が自分の中で湧き上がります。
なぜパテドカンパーニュは前菜なのだろう、と。
ほんと、もう少し分厚く切ってもらって、メインで食べたい!
という欲が沸々と湧き上がり、そして遂に行き着いた先は、自分で作って思う存分食べよう。
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最初の頃は、パテっぽい感じのものをお腹いっぱい食べれれば良いと思っていたので、ココットに詰めて焼くタイプのものを作っていました。
が、作ると決めてやるとこれまたすごい量が出来てしまうんですよ。なぜか。
なので、その年にお世話になった人や大切な友人たちに配ることを決め、感想を頂くことにしました。
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そしてついに、今年は本格的に仕込んでみたわよ。
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結果論。
難しい。
特に火入れが難しい!
また出来上がって、冷まして、一晩馴染ませてから頂くので、それまで味見が出来ないのも辛い!
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でも贈った方には好評でした。
食べてみると、これをこうした方が良いかもとアイディアが浮かんでくるのですが、決めているのは
年に一回作るイベント
ということ。
また今年の年末に向けて練り上げていきましょうか。
今年のパテドカンパーニュ
◯材料
・豚肩ロースの粗挽きミンチ 900g
・豚レバー 300g
・背脂の粗挽きミンチ 50g
・網脂 300g
・ローリエ 4枚
・タイム 適量
A
・塩 19g
・白胡椒 2g
・コショウシナモングローブナツメグ
・グラニュー糖 2g
・マルサラワイン 45g
・ブランデー 45g (カルバトス)
※Aを肉と脂とマリネ
※レバーはブランデーでマリネ
B
・卵 1個
・エシャロット(みじん切り) 50g
・ニンニク(みじん切り) 10g
・パセリ (みじん切り)12g
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※はみ出した網脂で包み込み、余分な脂は切り取る
ローリエ、タイムをのせてアルミホイルを被せたら蓋をして180°のオーブンで20分湯せん焼き
※テリーヌ型半分くらい水が来るように
そのまま120°に落として1時間半
芯温が68°になるまで火を入れ、火が入ったら蓋をとり、アルミホイルの上から重しをして一晩冷やして固める
※バルミューダのオーブン使用。