【創作大賞感想】確実に毎週読みたくなる!「漫画原作部門」応募作品
私は普段、主にエッセイを書いています。
創作大賞には思いきってミステリー小説にもチャレンジしましたが、
「ミステリー小説を書くぞ!」と決意する前、
「私にエッセイ以外で応募できるジャンルはあるだろうか?」と、あらためて創作大賞のジャンルをチェックしていたんです。
その時に目に入ってきたのが「漫画原作部門」でした。
子どもの頃から漫画は好きでしたし、
「面白そうだな」と思ったのですが、
漫画原作部門の応募規約には
「1話目は最大1万文字まで。2話目、3話目は4000文字まで。4話以上あっても、審査対象は3話まで」とあります。
それを見た瞬間、
(え……難しそう。3話目までしっかり審査対象になっている漫画原作って、どうやって書いたらいいかわからないや)とすぐに諦めましたよね。
でもずっと気になっていたんです。
「漫画原作部門」への応募作品のことが。
そんな私が見つけてしまいました!!
アルロンさんの
ソーシャリー・ヒットマン
いやあ、もう、
ものすっごく面白かったです!!!
まず、登場人物1人1人の名前が良い!!
ネーミングセンス抜群です!
主人公の名前が「|根来内《ネライウチ》弾」ですよ!
こんな調子で出てくる人出てくる人、みんなの名前が凝っています。
私、子どもの頃に『ハイスクール奇面組』というアニメ(漫画)を大好きで見ていたので、このネーミングには奇面組の時に感じたワクワクがありました。
それと内容なのですが、
しっかり面白い!
笑いながらもスッキリできるお話で気持ちが良い!!
ここでまたまた好きだった漫画の話になるのですが、私、
『カメレオンジェイル』という漫画が大好きだったんです。
なんとなーく絵の雰囲気で伝わりますかね。
『カメレオンジェイル』は『スラムダンク』の漫画家・井上雄彦先生の初連載作品です。
カメレオンジェイルの、危険請負人が依頼を解決していくお話が、
『ソーシャリー・ヒットマン』の依頼を受けて社会的に抹殺していくお話にも通じているようで。
こういうの大好きなんです!
さらにさらに好きな漫画の話が続くのですが、
私、うすた京介先生の『すごいよ!マサルさん』というギャグ漫画も大好きで。
『ソーシャリー・ヒットマン』にはそのギャグ要素も感じるのです。
つまりどういうことか……
この『ソーシャリー・ヒットマン』には、
私の好きな漫画要素がすべてつまってます!!!
この原作ならすぐにでも漫画にできると思います!
タテスクでもいけると思います!目に浮かびますもん。
この要素↑がしっかりしているので、この作品を漫画化したら確実に毎週読みたくなると思うんですよね。
もう勝手に私、どこの出版社さんで、どんな絵になるのかを妄想してニヤニヤしています。
皆さんも是非『ソーシャリー・ヒットマン』を読んで、漫画化するところを想像してみてください!!!
かなりおすすめです!!!
*3話までが審査対象の漫画原作部門ですが、アルロンさんは、3作以外にも外伝等書かれています。それがマガジンに入っていますので、気になられた方は『ソーシャリー・ヒットマン』のマガジンも是非!