助詞って大切!
今回は「やらぽん@のほほんメンタリスト」さんの企画に乗っかって書いていきたいと思います。
私が常日頃から感じていることをやらぽんさんが実にわかりやすく記事にしてくださっていました。それがこちらの記事です。
「使う言葉次第で笑顔も増えれば敵も増す!」
この言葉、本当にその通りだと思うのです。
私が子供のころから疑問に思ってきたこと。最近ようやく(あ~、こうしたほうが良いのかな?)とわかるようになってきたことがこの記事の中に書いてありました。
思うに・・・
助詞の大切さ。
これです。
「助詞」と言ってしまうとなんだか難しく感じてしまうかもしれませんが
その時に「は」「が」「も」等の助詞のどれを使うかで相手への印象がガラッと変わってきます。(意味も違ってくるし受け取られ方も違ってきます)
例えば「絵がうまく描けた」と報告にきた子供に対して
* 〇〇ちゃんは絵が上手ね。
* 〇〇ちゃんは絵は上手ね。
* 〇〇ちゃんは絵も上手ね。
たった1文字の助詞でちょっと意味が変わってきますよね。「が」だと強調された感じ。「は」だと、他の事は不得意だけど「絵は」上手というふうな印象。「も」だと、他の事も得意で「なんでも、あれもこれも」よくできるといった印象です。
人によるかもしれませんが、この例だと「は」を使われたらちょっとショックじゃないですか?反対に「も」を使われたら「そんなそんな~」って照れながら謙遜したくなりません?「が」だと(私って絵が上手なんだ!)って自信がつくかもしれませんね。
助詞には4種類ありまして ① 格助詞→主に体言に付いて、語(文節)と語(文節)との関係を表す。② 接続助詞→主に活用のある語に付いて、前後の文節をつなぐ。 ③ 副助詞→いろいろな語に付いて、さまざまな意味をそえる。 ④ 終助詞→主に文末に付いて、さまざまな意味を表す。
「が、の、を、に、へ、と、より、から、で、や、ば、でも、けれど、のに、て、ながら、たり、なり、つつ、ものの、ところで、は、も、こそ、さえ、だって、しか、ばかり、など、まで、だけ、ほど、きり、くらい、やら、か、だの、なんて、ずつ、とか、すら、な、なあ、よ、わ、こと、ね、ねえ、さ、かしら、もの、ものか」
これ全部、助詞です。大体1~4文字。
これを語の間に挟んだり、語尾に付けたりするだけで、意味も変わってくるし、相手への印象も変わってくるのです。
よく「褒めること」の重要性について語られますが、その「褒め方」も重要です。それも場合によっては(使いようによっては)1文字で効果に違いが出てきます。
たった1文字で印象が変わるのなら、その1文字を大切にしていきたい。それによって、相手を傷つけることもできるし自信をつけさせることもできる。何の意味もなくても語尾に「よ」や「ね」を付けるだけで優しくなったり、「さ」で気取ってみたり。助詞一つで面白いですよね。
相手も自分も冷静な時ばかりではないから「助詞を気にしている場合ではない!」とか「あっ、ちょっと嫌な言い方しちゃった」とかいろいろあるとは思いますが(そして私もわが子に対しては冷静でいられないことの方が多いですが)少しだけこの助詞に気をつけて発言していけば、ずいぶんとコミュニケーションがうまくいくような気がします。
お仕事関係の人、友人、知人にはもちろんのこと、より自分に近い人には助詞を疎かにしがちなのでそこは特に気をつけていきたいなぁと思ったのでした。
やらぽんさん、良い記事と企画をありがとうございました。