子どもの入院⑤ 〜親の体調管理〜
9月のはじめ、娘(3歳)が入院しました
妊娠も出産も子育ても暮らしの一部
子どもの病気なんて、日常茶飯事!
入院も大きな出来事のように思えますが
ごくごく身近に起こりうること、
暮らしの一部だなぁと感じたので
ここでシェアしていきたいと思います
前回の記事はこちら
今回は付き添い入院をしている大人の体調管理について。
入院している子どもについては、もちろん病院側が細かく観察してくれます
しかし、付き添いの親は範囲外!
付き添い入院の場合、子ども優先になりがちですが、付き添い大人の体調管理もとても大切だと思いました
大人にとっても大きな環境の変化!
無意識のうちにいろんなストレスを抱えています
・小児科は基本的にずっと子どものそばにいないといけません
短時間なら子どもが落ちないように両サイドベッド柵をあげて、離れることはできるけど、基本は24時間付きっきり
気分転換もなかなかできない
・夜も狭いベッドで,キュンキュンになりながら、点滴確認にくる看護師のライトの眩しさ、点滴の機械の光でゆっくりとは眠れない
・大人のご飯はでない。自分で用意するからコンビニ弁当が多くなりがち
今回は、わたしが特に難しいと感じた3点について書いていきます
・空調管理
これは個室だと問題ありませんが、今回は大部屋だったので、他の患者さんとの兼ね合いがあります
また入院している子どもたちは熱があることが多いので『暑い、暑い』という声が今回も聞こえてきました。
空調が自分で調整できないため、
真夏であっても羽織が必須でした
(布団もペラペラなのが1つしかないので、夜が特に寒かったです😂)
わたしは入院時、持ってくるのを忘れたので
2日目以降届けてもらいました
・睡眠
睡眠に関しては、
・まずベッドが狭いため、そもそも熟睡できない
・また夜中も数回、看護師さんが点滴の確認にくるためライトの光が眩しい
・点滴の機械の電気が眩しい
(この2つの眩しさについて自分が看護師のときはこの眩しさに気がつかなかった〜💦)
・6時過ぎから看護師さんが検温に回ってくるので、おちおち寝ていられない笑
(看護師側の立場からすると朝ごはんまでにできるだけ全ての患者さんのもとに行き、やるべきことをやらないといけないので、6時から動くことは必須😂)
睡眠の質の悪化は、昼間に子どもと一緒にお昼寝をすることでなんとかリカバリーできましたが
わたしの場合、いちばん辛かったのは3つ目の食事でした
・食事
小児科の入院では、入院中のこどものご飯はでますが付き添いの大人のご飯は出ません。
追加料金で出す!と言ったオプションなどもありません
1日3食と思うと用意するのが想像以上に大変でした
入院時にとりあえずパパッとつまめるようにパンをいくつか持って行き、
コンビニも入っているし、おにぎりやパンを買えばなんとかなるだろと思っていました
娘が入院きた病院はベッドサイドにミニ冷蔵庫があるものの、有料でした
テレビも冷蔵庫も専用のカードを購入しないといけない。ちなみにわたしが働いていた大学病院も冷蔵庫は無料から有料に変わりました。今の病院はどこも有料なのかもしれません
わたしは冷蔵庫を使わなかったので、冷蔵の物を買うことができず、基本的におにぎりやパンをその都度買いました。
娘の残した病院食とおにぎりやパンを食べていましたが、1.2食でやっぱりコンビニ食だけだと体が重い😂
(冷蔵庫を使えば、冷蔵のものを買うことができるので、もう少し買えるものも増えたし、コンビニでもゆで卵などを買えばよかった…とあとで思いました)
洗濯物を持って帰ってもらうために夫に来てもらっていたので、
家からおにぎりを持ってきてもらったり
1回お弁当を作ってくれた時には感動🥹
冷凍物が多くても、お肉や卵焼き、きんぴらなど
タンパク質や食物繊維のおいしさを噛み締めました
体調を崩さないために
野菜不足予防のために青汁を持参したり、万が一のためにハチミツやフラワーレメディー、精油も持参しましたが、やはり食事がすごく重要でした。
ちなみにお風呂は、今回入院した病院には
付き添い者専用のシャワー室があり
予約してシャワーを浴びることができました
(タオル、シャンプーは持参。ドライヤーは借りれました)
シャワー中は保育士さんが病室にきて、子どもの面倒をみてくれていました
これはとても助かった!
子どものため、と言えども、
付き添い入院中は、人間の基本的欲求が満たされない生活を送らなければなりません。
しかも、子どもの体調を心配しながら
弱っている我が子を目の前にしながら
それは相当なストレスになります
子どものことに一生懸命になるからこそ
まずは『自分』のことを考えるということも忘れないでいてほしいと思います