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ケズリバナのつくりかた
ケズリバナは作物の豊かな実りを願い小正月につくられるモノツクリです。
作ったものは神棚や家の門口など様々な場所に飾っていたそうです。
ミズキを削ったもの
まだまだ不恰好ですが、簡単に作り方を紹介したいと思います。
材料はニワトコやミズキ、オッカド(ヌルデ)などの、節の少ない木を削って作ります。
右がニワトコで2メートル近くあります。左はミズキ
ハナカキと呼ばれるケズリバナ専用の小刀を使い、表面の皮を剥いでいきます。
表面が削り終えたら、木を回しながら少しずつ削っていきます。木に小刀のL字部分を押し当ててすーっと手前に引いて削るイメージです。
力を入れすぎると、刃が深く刺さってしまうので注意しながら削ります
こんな感じで削っていき、今年は下のようなケズリバナを作りました。
ニワトコを削ったもの。お蚕の足と同じ数の十六段バナをつくる
ニワトコ拡大。できる限り薄く早く削るとチリチリになりやすい
節の長いニワトコを削ったもの
ミズキを削ったもの。きれいにたくさん削れるようになりたい。。
ミズキは赤くてスベスベしていて、美しい
昨年ニワトコで作ったもの。1年経つときれいな飴色になる
来年は作るだけでなく、いまの生活の中でどのように生き付いているのかなど、もっと調べたいなと思います。
最近はコロナの影響で出かけられないことが多いですが、日本には色んな神様がいて、昔からある家の中の行事などを調べてやってみると、家時間も楽しいなと思うこの頃です。
ケズリバナについてまだまだ勉強中なため、作っている方がいたらぜひお声がけください!
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5/12追加:今日の注目記事に選んでいただきありがとうございました。そして、そこからご覧いただいた方、いいねをくださった方、ありがとうございます。
ここ最近、更新がストップしていましたが、ケズリバナについて継続して更新を続ける予定です。またぜひお立ち寄りください。
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