イタリア語の香水の名前
今年は自分に合う香りを探そうというのが豊富の一つではあるが、実はこれはもう定番にしようと思う香りを見つけた。
それは、残念ながらイタリアブランドではありません(笑)。
フランスブランドのサンローラン「リブレ」。少量だけつけて、もちも良いし、残り香も良いし、とりあえず今年はほかに良い出会いがなければリブレ7、その他3の割合で行こうかな、と。でも夏はもう少しさわやか系でもいいかも...などと思っている。
で、なぜ名前にひっかかったのか、というと。
そういえばLibreって、どういう意味?と考えたのだ。わたしはフランス語はわからないが、イタリア語とフランス語は似てる単語も多い。でもlibreに似てるイタリア語はlibro(リーブロ)で、これは意味は「本」。
ん~、香りに「本」とかつけるかなあ、まあ、ありかな、と思いつつ、「libre 意味」でググってみた。
そしたら、いきなりヒットしたのが、「無料」!
え!無料?!
香水のネーミングに、ないわ~、と思ったが、よく考えてみると、英語で free も、「自由」とともに「無料」の意味もある。というわけで、意味は「無料」ではなく、「自由」(だと思う)。
このLibroはイタリア語であれば libero(リーベロ)に相当するだろう。バレーボールのリベロもそこから来てるはず。
ううむ、そう考えると、わたしが過去好きだった香りはほぼすべてフランスなのかも.…ランコムとか、クロエとか….イタリアとご縁なし(笑)。
あ、唯一イタリア語の名前で好きだった香水が、アントニアズフラワーズのTiempe Passate
しかし、これも廃盤となってしまった。本当に好きだったのに。
そして、本当にこれイタリア語?と思っていたのだが、ナポリ弁のようだ。
標準イタリア語なら Tempi passatiにでもなるのだろうか。
イタリアのブランドではないが、香水の名前はイタリア語だった。「懐かしい時代」。。。ん~、でもわたしとしてはそんな懐古的な香りではないと思うがなあ。でも本当に良い香りだった。
ちなみに、ミレニアムで大騒ぎした24年前、ランコムから発売された限定オードパルファムが大好きだった。今でも欲しいけど、復刻してくれない。なんか実は復刻するとまずい理由でもあるのか?(原材料とか製法とか。)と深読みしたりするが。今調べると、「2000 et une RÔSE」書いてあるが、日本語では「ドゥーミルローズ」と言っていた。でも今考えると「2001本のバラ」とかいう意味なのかな。。。
イタリア語だったら今は理解できるので、たとえばフェラガモのSignorinaというネーミングを見ると、名前からしてちょっと若者向けの香りなのかな、と思うから買おうとは思わない。もし自分が香りを作ってそれに名前をつけるなら、もちろんその名前込みでひとつの作品になるはずだし、相当考えるはず。香りと名前が調和するように考えるはず。
だから香りを選ぶときには、その中身を推し量るのに名前もかなりな手がかりになるはずだ。
そういった意味で、「自由」という名前は個人的には好きだ。
でも自由すぎて人に迷惑かけるような香りはいかんとおもうが。