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It takes two to tango. タンゴは一人じゃ踊れない。
・・・というのは、わたしの好きな英語のことわざ。
ダンスが好きだから、そしてアルゼンチンタンゴはすごく好きだから「タンゴ」が入ってるだけどうきうきしてしまうことわざ。
さてさてその意味は。
「タンゴを踊るためには二人必要だ」ということから。。。
主に意味は二つあり、
1.ふたり(または二つの団体など)でもめ事があったとしたら、両者に責任がある。
2.何かをなしとげるにはふたり(または二つの団体など)の協力が必要。
という感じだ。
ただ、このことわざ、ネットで調べてみると英語ネイティブでも意見が分かれているようだが、ほぼほぼネガティブな意味で使われるという意見が大半だ。
A「あの二人、別れるらしいよ。彼、浮気性だしね。」
B「でもさ、彼だけが悪いんじゃないよ。It takes two to tango(お互いさまだよ)」
などの意味や、
A「彼さ、彼女をあなたにとられたって。喧嘩売るつもりらしいわよ。」
B「あ、そう。その手には乗らないよ。It takes two to tango.(彼一人じゃ喧嘩は無理。)
ただ、一部オンラインでは「ポジティブなことにも使うでしょう?」「いいや、ネガティブな意味だけだよ」とのネイティブ間での議論はみられ、ポジティブな例として、
A「今回のこと、手伝ってくれてありがとう!It takes two to tango!(わたしひとりでは無理だった。あなたのおかげ)」
のようなものが自然に聞こえるかどうかで賛否両論であった。まあ、コンテクストによるのかもしれないが。
タンゴはひとりじゃ踊れない。
何十年も前かな、ブロードウェイでアルゼンチンタンゴ見たけど、素敵だった。。。この胡散臭い雰囲気が今でも好き(笑)。