【自然とお金が貯まる習慣】お金の流れを把握する
もしも、今すぐ家を出ないといけない、それも「貴重品を1分以内に全てリュックに詰めていかないといけない」状況だとしたら、何を持っていきますか?
現金や通帳、キャッシュカード‥もしも、お金関係のものがあちこちに点在していると、とっさの時にあわててしまうかもしれません。
いつでも、どんな時でも困らない「仕組みづくり」ができていると安心ですよね。
じぶんのお金回りのことを把握することで、驚くほどお金が貯まっていきます。
今まで貯められなかった人でも大丈夫!
今回は、自然とお金が貯まる習慣「お金の流れを把握する」ことをいくつかのステップに分けてご紹介します!
step1 お金の流れを見てみよう
はじめにお金の流れの「見直し」ではなく、「見てみる」ことをしていきたいと思います。
今まで貯金に苦手意識があった方にとって、急に家計簿をつける・好きなものを買うのをパタッとやめることは、苦行of苦行だと思えるからです。
全体を見てみることで、どこにどんなお金が眠っているのか把握できるようになり、自然と「こうしてみようかな?」というアイデアに繋がりやすくなります。
①通帳(口座)は何個ある?
給与振込口座、生活費引き落とし口座、貯蓄用口座、証券口座、お楽しみ口座(?!)‥など、人によっては10個以上ある方もいるかもしれません。
銀行名・口座名・金額・使用用途を紙に書き出してみましょう。
A銀行 普通口座 〇万円 生活費引き落とし・クレカ引き落とし
A銀行 貯蓄口座 〇万円 貯金
B銀行 普通口座 〇万円 給与振り込み・自由費
B銀行 証券口座 〇万円 NISA積立
C銀行 普通口座 0円 以前の給与振り込み先(使ってない)
合計 〇万円 口座の総資産を確認してみましょう!
書き出してみると、自分が思っていたよりも口座が多かったり、実は現在使用していない口座があったりすることがあります。
実は数年間使用していないと、「未利用口座管理手数料」として年間1000円以上手数料として引かれることもあります!
近々使う予定の口座は、定期的に通帳を確認しておきましょう。
もし使わない口座があり、今は手数料がかかっていなくても、将来的にかかる可能性もあるので、時間があるときに解約することがおすすめです。
②クレジットカードは何枚ある?
口座と同様に、気付かぬうちに年会費がかかっているカードがあるかもしれません。
枚数を数える時に、次に当てはまるクレジットカードは解約を検討しましょう。
1年以上使っていないカード(近々で使う場面もパッと思い浮かばない)
年会費がかかるカード
特典のためだけに作ったカード
年会費や特典があるカードについては、ポイント還元で年会費を上回ったり、特典があることでメリットを感じている場合は、自分にとって必要なカードと言えます。
年会費が無料のカードは持っていても、お金を貯める分に問題なさそう、と感じますが、実は持っているだけで不正利用されるリスクもあります。
使っていないカードの利用明細まで見る方はあまり多くないと思うので、気付かないうちに多額のお金を使われている‥なんてこともあり得ます。
使っていないものは早めに手放すのが、安全と言えます。
先ほどの紙に、実際に使っているクレカ・引き落とし口座を書いてみましょう!
A銀行 普通口座 〇万円 生活費引き落とし・クレカ引き落とし(Sクレカ・Dクレカ)
A銀行 貯蓄口座 〇万円 貯金
B銀行 普通口座 〇万円 給与振り込み・自由費(Fクレカ)
B銀行 証券口座 〇万円 NISA積立
C銀行 普通口座 0円 以前の給与振り込み先(使ってない)
目的があって引き落とし口座を分けている場合は良いのですが、
色々な口座で引き落し設定になっている場合は把握するのが大変になります。
なるべく引き落とし口座を1つに絞ることで、その通帳を見れば今月の支払額が分かる状態になり、お金の管理がとても楽になります。
③ポイントカードは何枚ある?
最後に数えるのは、お得を感じやすいポイントカードの枚数です。
「100円で1ポイント」はまだ還元率が良いですが、1年に1回行くか行かないかのお店で「来店30回でお好きなパンと交換!」といった場合には、途方に暮れてしまいます。
重要なのは「1ヵ月または半年以内に複数回いくことがあり、長期的に見てお得になること」です。
枚数を数える時に、次に当てはまるポイントカードは手放すことを検討しましょう。
半年~1年以上使っていないカード
持っていることを忘れていたカード
年間複数回つかうけれど、ポイント還元が少なすぎるカード
特に持っていることを忘れていたカードは、お店に行ったときにも、出すことを忘れることも多いかもしれません。
「なんだか毎回存在をわすれてしまう‥」と感じているカードは、自分にとって縁がないものなので、ぜひ今手放しましょう。
財布がすっきりすることで、風通しが良くなり、カードが探しやすくなったり、カードの居場所だった場所がお金の居場所になります。
おわりに
step1では、お金の流れを把握するというテーマで、通帳やカードの枚数を数えていきました。
定期的に「見てみる」だけでも、小さなお金の無駄に気付くことができます。
いくつかのステップに分けて、お金が貯まる方法を紹介していきます。
よければ次回もいらしていただけると嬉しいです。
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