スゼビ 韓国風すいとんを作ってみた

今日(もう昨日か…)、初めてスゼビ스제비という、韓国のすいとんを作りました。寒い日はスゼビに限るんだそうです。
ドラマ、「ある春の夜に」それから、映画、「ユ 夜の音楽アルバム」 に出てきたので食べてみたかったのです。

どうやら、それは、九州の義父が大好きだった、義母のつくる「だご汁」に、似てるようです。

煮干し出汁をとり、じゃがいもなどの野菜を煮込み、そこに、小麦粉を練って(油を少し入れた)寝かした生地を、ひっぱりちぎって伸ばしていれます。薄く伸ばした方が美味しいです。薄い味付けで優しい味わいです。

韓国料理では、ヤンニョンという調味料を加えて自分で味付けを調整するようです。
みそをスープに入れたりもするそうです。それは、限りなくだご汁にちかいとか。

私の母の作るすいとんとは全然違います。
母のはもっと生地がふわもち、って
してるものでスプーンで記事をすくって鍋に落とし入れて作ります。

九州の福岡と、韓国が、地理的に近いから同じようなものを食べるのか?それとも食文化の交流があったのか?中国大陸から持ち込まれたものなのか?
いろいろ気になりますが、美味しかったのでまた作ろうと思います。辛くない韓国料理もいろいろあることを最近知って楽しくなってきたところです。

「ある春の夜に」で、ヒロインのジョンインが、まだ付き合ってはいないジホと食事するときに(썸타다(ソムタダ)ですね)、うどんとすいとんがあるお店で「ジホさんはすいとんにして。少し食べたいから」というシーンがあったように記憶しています。
ずいぶん勝手な女の人だなぁ、と思いますが、そういう、自分の意思をはっきりものを言う彼女に、こころを閉ざして生きてきたジホが惹かれて行くのが、よく描かれてるシーンだなと思いました。
うどん、ククスとスゼビは同じスープで作るので、どっちも食べたいから、友達と両方頼んでわけっこしたりするたべものなんですって。町の食堂で食べらられるんだそうです。なんか、仲良しの象徴ですね。
ユ ヨル でも、スゼビ屋さんを営むお姉さんは、訪ねてきた妹カップルに、二人がつきあってるのかどうかとか、何も聞きません。でも、一つの鍋でスゼビを出してたのは、認めているということの表現だったのかなーなんて思いました。

レシピを検索すると、具もいろいろありそうなのでもう少し検索してみます!

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