仕事=遊び=学び
似たようなタイトルの記事があったけど,これは以前から僕が言っていることでもあるので,僕のことを知っている人は「確かに」と言って頷いてほしい𠮷水です。
#うんうん
仕事は学生を終えてからの人生の大半を注ぐ。現在は定年退職の年齢が引き上げられるという話もあり,75歳くらいまで現役なのかと思うとワクワクと吐き気がやってくる。笑
#生涯現役
現在,僕は中学校教員をしている。教科は英語。実は note と別に個人でブログも書いている。そちらでは英語教育についてガチで書いているので,もし興味があれば(なくても)読んでほしい。
→ MimicMimi
#絶対に読んで
#よろしくです
英語が好きで,英語を学ぶことが好きで,英語を教えることが好きな私にとって英語科教員は控えめに言っても天職だ。とにかく英語に触れている時間を仕事でも確保できるのはとても大きい。(もちろん中学英語だけでは僕自身の英語力が低下していくので,英語学習の時間を別に確保する必要がある)
毎日朝から夕方まで学校で生徒と一緒に過ごす。馬鹿な話をして笑い合い,英語を使って学び合い,ときには真剣な話をして悩み,考え,解決していく。
生徒と過ごす時間が教員という仕事の全てだ。そして決して同じ反応がやってこない変化し続ける生徒と一緒に何かをしている時間は,仕事というより遊びに近い。毎日が楽しすぎる。
遊ぶように仕事をしている。好きなことは生徒とどんどん共有するし,イラッとすることがあればそれも共有する。教員は聖職のように思い込んでいる人が多いけど,教員も人間だ。感情の共有をして何が悪い。むしろ正直に話すことで(賛否両論あるけど)生徒との心の距離は必ず近づく。
むしろ自分のことをオープンにできない人が信頼関係を築けるとは思えない。生徒と教員の距離感はとても難しいと言われるけど,そこまで気にせずに普段通りで良い。
みんな昔ながらの教員像をなぞろうとしすぎている。自分が学生時代の教員からは特に何も学んだ気がしていないので,僕は全然違う教員をしている。ときどきトラブルになることもあるし,理解してもらうまでに時間がかかることもあるけど,しっかり向き合えばほとんどは解決していく。
遊ぶように好き勝手働いていると「へー,そんなことを考えているんだ」「マジか,天才かよ」「いやいや,それはない笑」と新たな発見の連続である。生徒と関わることで学ぶことがたくさんある。学んだことから教科指導や学級指導の質を上げ,さらに効果的な教授法を編み出していく。
自分にはない価値観に触れることができて楽しい。生徒と関わるときに意識していることをひとつ紹介すると,「対等な関係(人と人)」「子どもの方が凄い(様々な面で)」ということだ。
#まさかのふたつ
特に「子どもの方が凄い」というのは絶対なので,これからも強く意識していきたい。(「GIGAスクール構想で配付された iPad やその中に入っているアプリの使い方が分からない」と言っている教員より,黙々と使うことでどんどん覚えていく生徒の方が学ぶ姿勢がある。教員が生徒より優れているところなんて,教科の専門性と大人が大好きな礼節くらいだ)
教員は「将来を担う人財を育成することができる唯一の職業」だ。
世間では教員への風当たりが強いけど,間違いなく誇りを持ってすべき仕事だ。それくらい教員という仕事は素晴らしい。
とにかく毎日が楽しい。働いて,遊んで,学ぶ。次のステージを目指しつつ,明日も生徒と全力で前に進む。
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