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カンパニュラ(風鈴草)

今日のお花は、カンパニュラ(風鈴草)です♪
和名は、フウリンソウ(風鈴草)、ツリガネソウ(釣鐘草)
キキョウ科カンパニュラ属。ヨーロッパ原産。

初夏に咲く、可愛らしい釣鐘型の花を鈴なりにつけるキキョウの仲間です。
ラテン語で小さな鐘を意味する「campana」を語源としています。

またカンパニュラはギリシャ神話にまつわるともいわれています。
カンパニューラと呼ばれた美しい精霊は、オリンポスの果樹園にある黄金のりんごを守っていました。
ある日、一人の兵士が黄金のりんごを盗もうとしたため、銀の鈴を鳴らしてカンパニュールは助けを呼びますが、助けは来ずに兵士によって命を奪われました。
慈悲深い花の女神であるフローラは、カンパニュールの死を悼み、鐘の形をした花のカンパニュラにその姿を変えました。
この神話になぞらえ、カンパニュラには「守れなかった命」という意味も込められているそうです。

小惑星カンパニュラ
火星と木星の間にある小惑星帯。
その中の星のひとつに「カンパニュラ」という名前がついています。
発見したのは「カール・ラインムート」という天文学者です。
ラインムートは生涯のうちに400個近い小惑星を発見しました。
中には「スカビオサ」や「ゲラニウム」など、植物にちなんだ名前が多数存在するそうです。

花言葉は、感謝・誠実・共感・節操・思いを告げる

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