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100年企業にとっての経営危機とは?

2025(令和7)年となりました。新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年の瀬は、帝国データバンク情報部が取りまとめた『コロナ倒産の真相』と言う本を読んでいたら、年が明けてしまいました。

コロナ禍から1年ほど経った2021年にまとめられた本ですが、当時は弊社もコロナへの対応に追われ、こうした本を読む時間をなかなか持てませんでしたが、今回4年越しに読んでみました。

4年前に書かれた内容なので、今読み返すとそれはそれで学びも深まりました。詳しい内容については、どこかの機会でまとめてみようと思いますが、巻末部分に「老舗企業」に関する記述があったので、そちらを要約してご紹介したいと思います。


帝国データバンクが以前、老舗企業に対して行った調査によれば、100年以上続く老舗企業が直面した危機として一番多かったものが「戦争」で約35%、次いで「主力商品の売り上げ激減」が約28%

それらのピンチに対して、どのような対応を行ったかという質問には、「業態の変化」が約30%、次いで「扱い商品の変更」が約23%

さらに、老舗企業が今後も生き残るポイントとして挙げているのが「信頼の維持・向上」と「進取の気性」という内容でした。




"不易流行"という言葉がありますが、その企業の持ち味を活かしつつも、時代の変化に柔軟な対応を行っていく。

2025年も様々な出来事があると思いますが、本グループでの投稿や例会での学びを通じ、自社の経営に活かしてまいります。引き続き、ご一緒に学んでいければ幸いです。

本年も八起会をよろしくお願い致します。


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方山敏彦@オーズLLC
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