#自文紹介

本田 すのうさんの『 自文紹介 』お借りしました。

【 想い・マインド 】

以前、友人に言われた
『 みみ。の文章を読むと、苦しくなる 』
という言葉が、決して自信の持てるものではない、この、雑多ざったで稚拙ちせつで散文的なものを綴つづるモチベーションの一つです。

一見、批判にも思えるそれは、私にとって、恍惚こうこつとして最高の褒め言葉に値あたいしました。

声にならないもの達を、言語化する。
雑巾ぞうきんを、固く絞るように…
篩ふるいにかけて、残ったもの達を掻き集めるように…
自分の頭の中や感情と対峙たいじして、苦悩や迷い悩みを露あらわにした末に出来上がった文を読んで、同じように苦しさを覚える。
何の救いも無いように思えるこの感想は、狙い通りに他なりません。

多少の脚色きゃくしょくや誇張こちょうはあるものの…
私が書く ' それ ' は、いつだって、もう一人の私。

闇と光は、表裏ひょうり一体だといいます。

私が言葉を綴る時、その対面にある光を、踠あがきながら探しています。

いつだって…

「 諸君が困難にあい、どうしてよいか全くわからないときは、いつでも机に向かって何かを書きつけるのがよい ｣

小泉 八雲

ありのままを、
美しい 言葉で
美しい 日本語で
綴りたい。

「 感覚派であることと、言語能力が低いことは同じではありません。言語はきちんと鍛えれば論理的になっていきますから、自分の主観的な感覚を言語で説明することは可能です。感覚的であることと、言語能力の高低は別の話ですから、自らの言語が曖昧であることを、感覚派だと言い逃れてはいけません。｣

為末 大

【 よく書くジャンル 】

エッセイのようなもの。
小説のようなもの。
クリエイターさん企画にも、参加させてもらってます。

【 好きな作家さん・ジャンル 】

✐☡ ことば: 僕自身の訓練のためのノート
   山口 一郎

…すき。

ことば: 僕自身の訓練のためのノート

✐☡ 人間失格
   太宰 治

人間失格 (新潮文庫)

✐☡ そして生活はつづく
   星野 源

エッセイの教科書にしたい 一冊。

そして生活はつづく (文春文庫 ほ 17-1)

✐☡ 木曜組曲
     恩田 陸

木曜組曲 (徳間文庫 お 30-1)

又吉 直樹さん、全部好き。

太宰 治や、坂口 安吾あんご、小林 多喜二たきじ、 中原 中也ちゅうや、森 鴎外おうがい 等…
所謂いわゆる、文豪ぶんごうと呼ばれる方の書籍が好き。

【 なりたい文章 】

記事に添える画像は、モノクロを主としています。

そして、『 メタファー 』を用いた作品が好きで、自身が綴る文章にも汎用はんようするよう意識しています。

あなたの想像力を 掻き立てたい。
あなたの心に、呼応こおうしたい。
あなたの中にも、私を見つけて欲しい。

私が、私の輪郭りんかくを擦なぞるから…
     なにもない私に、
      あなたに 色をつけてほしいな

「 誰かから与えられる思考や言葉は形としてそこにあったとしても、自分の日常や思考と響きあうことで、より明確になったり、また違う思索を生み出したりすることが面白いと感じます 」

又吉直樹 -『 往復書簡 無目的な思索の応答 』