SEと読書「静かに生きて考える」
【読了】森博嗣「静かに生きて考える」
自分の人生を自身のコントロール配下に置き、計画的に実行している。
自身と他人との境界線が明確にかつ丁寧に引かれている。
そして仕事は矛盾と割り切る。
「ああなるほど」でもなくて、「羨ましい」でもなくて、「見倣おう」でもない。ただ、そういう方針とプロセス、結果が、とても興味深いエッセイ。
自分(私)の文章の稚拙さを歯痒く感じる。
ささやかな喜びを文章で表現しようとすると、どうしても安っぽくなってしまう。
これはそのような印象を持たない。だが感傷的でもドラマチックでもない。
感想文は苦手
子どもの頃から感想文がとにかく嫌いだった。
媚びたり万人受けする感覚は持ち合わせていない。しかし、思ったまま書く、と云うことに当時は罪悪感を植え付けられていた。
あ、感想文集で唯一面白かったのは、国語辞典の感想文。鮮明に覚えている。書いていいんだ、と羨ましさがあった。
活字に飢える
読書量はだいたい月10冊以上。ほぼ電子書籍。
IT系の専門書はほとんど読まない。読まなくはないが、読み方が違うしほぼ書籍だ。
ガッサガサと入手する大量の本は、ジャンルを選ばない。但し、同じシリーズは尽きるまで読破する。
マラソンか耐久レース、体力と気力を一点集中して挑む。と云うタイミングが2〜3ヶ月に1回押し寄せる。今ソレ。
せっかく読んでも、1回しか読まないので、片っ端から忘れている気がする。ならば、何かしら書き残そう。
早速だが、何冊か既に読んでいるにも関わらず、もう書くのが面倒になってしまった。