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好きなアルバムを聴きながら30年前へタイムスリップ

さてさて今日(9/15)の東京は晴れ、9月だと言うのにやっぱり暑くて、最高気温は35度、最低気温が27度とまだまだ寝苦しい夜が続きそうな予感しかしませんが・・・
そうはいっても9月に入って、日の差し込み方が変わってきたり、朝晩などは風が幾分か気持ちよくなってきましたよね。

こんにちは、読書と美術鑑賞が趣味のMiMiです。
音楽はレゲエやエンビエント音楽、トランスなんかが好きな50代主婦です。

Enugma(エニグマ)は昔から大好きで20代から聴いています。今もずっと大好きなアーティストで、かれこれ30年以上聴いています。

Enigma(エニグマ)
ドイツを活動拠点とするヨーロッパ音楽プロジェクト。
1990年暮れ、ヴァージン・レコードからシングル「サッドネス・パート1」でデビュー。翌1991年初頭には本国ドイツを始めヨーロッパ各国でヒットし、2月にはアメリカでも発売され、4月にはトップ5入りを果たす。
民族音楽グレゴリオ聖歌(グレゴリアン・チャント)、カンタータなどの古典音楽とダンスビートを緻密なサウンド・プロダクションで融合したサウンドで、世界的にヒットする。世界的に大きな影響を及ぼし、模倣とも思われる作品も続出した。一般的には、後のディープ・フォレストアディエマスのような、いわゆる「ヒーリング・ミュージック」の先駆者として語られることが多い。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


エニグマの2枚目のアルバム『The Cross Of Changes』は、シャローン・ストーン主演の映画『硝子の塔』に使われたことで有名ですよね。
先日、エニグマを聴きながら作業をしていたんですが、ちょっとエニグマのことが気になり調べてみたらWikipediaに2枚目のアルバム『The Cross Of Changes』に収録されている「Return To Innocence(リターン・トゥ・イノセンス)」という曲、私も大好きな曲なんですが、元になった曲があるということで、その曲も調べてみました。

その曲は台湾アミ族の郭英男さんによる「老人飲酒歌(酒飲む老人の歌)」という曲で、アミ族の収穫期の期間中、部族の長老たちが集会場に集まってお酒を飲みながら歌う民謡だそうです。この「老人飲酒歌(酒飲む老人の歌)」という曲を聴いたとき、エニグマのリターン・トゥ・イノセンスにそっくりと思ったのはもちろんなんですが、はじめて聴く曲なのに男性の声が心地よく、なんとも言えない心地良い余韻が残りました。

アルバムを発売した当時、エニグマは台湾アミ族の郭英男の承認を得ず無断使用で著作権違反で訴訟が提起されたそうです。のちに和解されたそうです。
著作権違反でいろいろあった「老人飲酒歌(酒飲む老人の歌)」という曲ですが、そのおかげで台湾原住民の音楽が台湾国内だけではなく世界に広く知られることになったそうです。当時は話題になっていたのかもしれませんが全く知りませんでした。

このアルバムを聴きまくっていた頃の私は20代前半。マリンスポーツにハマっていて暇さえあれば海ばかり行っていました。その道中によく車でエニグマを聞いていました。この『The Cross Of Changes』というアルバムの「Return To Innocence(リターン・トゥ・イノセンス)」という曲がこんなことになっていたとはつゆ知らず、今日はじめて知って驚きました。ですが元になった曲が知れて良かったと思います。

ちなみにエニグマの中で一番好きな曲は、「Return To Innocence」が収録されているアルバムの6曲目で「The Dream Of The Dolphin」という曲です。短い今日なのですが、どこか懐かしく暖かい気持ちになれる曲で私は好きです。

よかったら、スキしてみて…
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今日の表紙

《しゃくやくの花園》(1887)
クロード・モネ

クロード・モネ(Claude Monet, 1840年11月14日 - 1926年12月5日)は、印象派を代表するフランス画家。代表作『印象・日の出』(1872年)は印象派の名前の由来になった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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