ささやか物語short〜C’est la vie!たまに遠回り〜
今日はミミのささやか物語。
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ここ最近、少し緊張することが続いたミミ。
ひと段落して。
用事まで少し時間があったので、
今日は1駅歩こう
とスニーカーを履いて出かける。
空が秋の空になっていて
昨日降った雨の名残が湿った空気と涼しい風が混ざって心地いい
ジブリの世界のような小道があって
少し寄り道。
蝶が飛んでいて
静けさの中に葉っぱがサラサラと奏で初め
夏の終わりのセミが時折鳴いている。
束の間のご褒美。
おじぞうさんに会釈して、近くの中学校から運動部の声が聞こえる。
もうすぐ夏休みも終わり。
この夏の終わりかけは、切なさも相まって
なんだか好きだ。
そして、駅についてスイカをピッ
たまたま222円の残高
として、ハッと気がついた
「今日の目的地には、いつもの駅の方が近かった」
と。わざわざ遠回りしてしまった。
はぁなんて無駄足を…
とも凹むこともできたけど。
まるでミミの人生すぎて笑えた。
遠回りでも
いろんな風景見れたし
C’est la vie!(セラヴィ)
これが人生さ!!
ちなみに…
222の意味は
<あなたの道はあってる!>
だって。遠回りの美学かな。