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2024年夏一人旅、フランス(リヨン・パリ)🇫🇷 食の都と花の都を駆け巡る4日間

こんにちは、Miyuです^^

忘れられないフランス、ラ・シオタでみんなと過ごした1週間があっという間に過ぎて行き、私は今フランス第二の都市リヨンに。

暖かい思い出たちが私の胸いっぱい、文化や言語を超えて「人同士が関わり合う」とはどういうことなのかを教えてくれた時間。始まりがあれば終わりはある。頭では理解しているのに心が全く追いついていない。

頭と心と身体が全く別の場所にいる感覚、お願いよ早く戻ってきてくれと必死に心を新しい街に追い付かせようとした。

リヨンは食の街と言われるほど伝統的で美味しいフランス料理がひしめき合っている街、ラ・シオタにいた時もほぼみんなリヨン出身だったのでそのおいしさと文化を熱く語られたな〜なんてまたみんなのこと思い出してポケ〜っとしてしまう。(本当にしっかりして。w)

リヨンの街並みと文字通りほっぺが落ちるような食体験をすることができた、そんなフランスの伝統と食文化を体験できたリヨンという街。
花の都パリでの一泊二日の小旅行を添えて。w



食の都、リヨン


フランス第二の都市、リヨン

フランス第二の大都市、リヨン。ここでは様々な伝統的なフランス料理がそのまま残っていたり、あるいは現代の食文化と交わった新旧フランス料理を味わえたりするまさに食の都

ここにしかないレストランが多数ある街と聞いて大の食好き&ローカル食体験中毒な私は小さく小躍り。

リヨンにもお友達がいたので彼に「リヨンでしか食べれないフランス料理が食べたい!」ととてつもなく抽象的なリクエストをしたのだけれど「任せて!」と一つ返事で素敵すぎるお店に連れて行ってくれた(涙)

連れて行ってくれたのはリヨン特有の大衆料理「ブション」
リヨン特有の食文化であり女性が作ったとの起源がある。木のテーブルにチェック柄のテーブルクロス、フレンドリーで個性あふれるおじさま店員に接客をしてもらいながらいただくブション料理。

独特な昔ながらの雰囲気の中で食事を楽しむ♡


ブションでいただいたフランス料理

私はチキンのクリームソース煮込みをいただいた。
これがもう絶品、私の友達はチーズグラタン?(笑)的なのを頼んでいました。あ〜名前とか覚えておくべきだったな。


リヨンの街と人々

夏の時期ということもあり住民は南にバカンスに行っているため街は静かで人も少ない印象だった。

こんなにも全員バカンスに行くものなのか!とまたやわらかいカルチャーショックを受けました。日本だったら夏だからって街が空っぽになるくらい人々はバカンスに行かないな〜なんて考えながら。

皆さんも一度は聞いたことあると思いますが、フランス人の年間休日日数は最低でも平均145日くらい。私の友人もこの夏は計3週間の休みをもらったそう。

休むことを何よりも大切にしているフランス人。

仕事は絶対的に優先順位1位じゃなくても良いんだよとフランス人は教えてくれた。大切なことは自分が好きかどうか、仕事をすることに意味と価値を見出せるかどうか、だと。


花の都、パリ

リヨンでの短い旅路が幕を閉じて列車で花の都、パリへ。
列車はとても快適で3時間くらいかな、すぐにパリに着いた。

列車に揺られながらあの街のことやあの子のことを考える。
また会えたら良いな〜なんてぼんやりとした希望が頭を永遠に巡り巡っている。

まだまだ全然夢心地、1週間前は南フランスの港町でショーツにビーサンを履いて太陽を浴びるネイチャーガールという名の南仏の民を楽しんでいたのに、今やパリのど真ん中でヒールをカツカツ鳴らせて「Croissant s’il vous plaît ?(クロワッサンください)」と地元民かのように2日限定パリジャンという名のパリの民を堪能している。

人って環境でこうも容姿・思考まで変わってしまうのね

もうなんだかどこでも生きていけそう、まっ旅効果もあるけどね。

そんなことを考えながらどこもかしこも美術館の一コマのような街を歩く。ここもまた夏の期間なので多くのパリジャンはバカンスへ。
幸せそうな観光客と少しばかりのパリジャンで街は落ち着いていて素晴らしいパリ体験をすることができた!
(よく話に聞いていた「意地悪なパリジャン」を想像して警戒していたのだけれど本当にみんな優しくて、「意地悪なパリジャンどこ?」ってなってた。w)(でも通りがかる人全員スリっていう危機感は常に持っていた)

気分は完全にパリジャン。w


リュクサンブール公園
あの有名な庭を囲むグリーンの椅子に座ってパンを頬張った


街並み全てが美術館のよう


パリでの食体験

お友達と合流して彼女おすすめのレストランへ✨
台湾で出会った友人なのだけれどすごく綺麗におめかししていて「え〜なんで!すごい綺麗!」というと「台湾で着ていたような服はパリでは着れないよ〜」とのこと。恐るべしパリ。

ここでもまた素晴らしい食体験を。
これこそまさにフランス料理×現代創作料理が体現されている!と心の中で小躍りをした。

特にパンと一緒に出てきたスモークバターのことは今でも忘れられない…。

今でもこのスモークバターが忘れられない


ゆで卵にズッキーニの特性マヨをかけた一品


📍Pristine

少し前の記事にも書いたのだけれど現代の「食カルチャー」は本当に目まぐるしく日々変化している

日本でもその影響は如実に現れていると感じる、今や「食カルチャー」が一つの文化を作っていると言っても過言ではないよね。そんな中で私が身をもって感じたことは「温故知新」を大切にしていかなければならないということ。

食とは毎日のことであり、そしてさらに3回もあるというやはり他の文化や習慣に比べてもその回数は圧倒的に多い。
その中で昔から試行錯誤を通して現代まで受け継がれてきたもの
その基礎をしっかりと取り入れながら、古きを傷つけず尚且つ新しいを取り入れることができたらまたそれはさらに素晴らしい食文化につながると感じた。

料理はとても繊細で、食べる人の心に直接行き届くもの。
だからこそ、主張しすぎず侘び寂びの心をもって、素材の味を活かしていく。そんな食べ方を心がけていきたいとフランスに来て何回も学んだな。

ご馳走様でした♡


帰りにとお〜くから見たエッフェル塔

朝のパリ

パリの朝は早い。(私は普通に9時起き。w)

スイス行きの飛行機が遅い夜の便だったので街に繰り出した。
本日も晴れ模様。な〜んて恵まれているんだ。

ホテルから望む景色が素晴らしくて「Good morning, Paris.」(ため息混じり)と言わざるを得なかったな。


ホテルから望むパリの朝


「Good morning, Paris.」と声に出さずにはいられない

どこもかしこも美術館な街、パリ。
街に入り込む光を頼りにマップを見ずに寄り道、寄り道な一日。

パリでは本を読む人がやっぱり多いみたいでどこもかしこも古本屋が3冊で〇〇ユーロ、の看板を掲げられて、店先には大量の本がずらり。
私も何か欲しいのだけれど全部フランス語だったので唯一なんとかなりそうな料理本を購入。(ここ最近で食について考えすぎた末路。w)

良い買い物になりました📕♡

食の都リヨンと花の都パリを思う存分駆け巡った四日間。
あっという間に幕を閉じて次はこの度最後の目的地、スイスへ。

書くとそんなふうには見えないのだけれど長旅って本当に疲れるね。定期的に休憩を入れないと体力が持たないと身をもって感じた。笑

次の記事は素晴らしい自然が広がるスイスで感じたあれやこれやのこと^^

長いと思っていた今回のヨーロッパ一人旅、あっという間に最後の目的地に行くことに対して少々の安堵と、でも帰りたくないという絶対に叶わない希望をずっと心中で対立させていた。

旅は本当に様々な感情を与えてくれる。見るもの、経験するものももちろんそうなのだけれどやはり感情の経験がとても大きい。

自分でも人生で感じたことのない感情になったりしてどう対処したら良いかわからない時がほとんど。
でもしっかり向き合えた時また人は成長する。

最終地、スイスも楽しみます^^






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