別に、明けなくていいのに。
「夜明け」に関しては
まだそう思うことが多々あるけれど
それはまたの機会にして
本題である
「年明け」のお話をしようと思う。
子どもの頃から、この時期は苦手だったし
時に苦痛ですらあった。
年に一回の、その時期が来た。
たったそれだけのことなのに
やれ、あれもしなさい、これもやらなきゃ、と
あちこちから責め立てられているかのような気分になった。
一人暮らしになってからの初めての年越しは
気持ち程度の掃除をして、
買ってきた小さな鏡餅を飾るぐらいで
ほとんど何もしなかっ