「ママ・パパ手伝って」と言われた時に手伝うのは良いこと?自立を妨げる?
こんにちは!元保育士みみ〜です☺
「ママ・パパ手伝って」と言われることは、子どものいるご家庭なら常にありますよね。
そのたびに、「今は手伝うべき?自分でやるように促すべき?」
と、迷ってしまうことってあると思います。
私もその一人です😅
では、「手伝って」と言われたときはどうすれば良いのか?
私が個人的に考えるのは、
「手伝ってあげてOK」
です!
幼児期に自立を促すように関わっていくのはもちろん大切なこと。
でも、お子さんの「手伝って」という言葉には、「甘えたいよ」というメッセージも込められていると思います。
まだこの世に生まれて数年しか経っていない子どもたち。
甘えたい気持ちをたくさん、たくさん受け止めてもらう時期です。
仮に、「手伝って」というワードを「今、僕は、私はあなたに甘えたいよ」という言葉に変換してみてください。
皆さんはどんな風に受け止めるでしょうか。
私も以前は、できるだけ子どもが自分でできるようになってほしくて、「自分でやってごらん」と、子どもの依頼を断ることが多くありました。
しかし、3歳を過ぎた頃から赤ちゃん返りが始まり、4歳になるとさらにエスカレート💦
ぬいぐるみを離さない、ジャンバーや服の裾を噛んで濡らす、赤ちゃん言葉、おっぱいを触る、などなど…。
「こんなに精一杯愛情を注いでいるのに、一人っ子なのに、なぜ??」
途方に暮れていました。
そこで、「手伝って」と言われた時は、「良いよ♪」と、素直に手伝ってみることに。
すると、3日ほどで少しずつ赤ちゃん返り減少が減ってきたのです!
びっくりしました。
この子は欲求不満だったんだ…。
なんだか申し訳ない気持ちになりました💦
自立を促すどころか、私は彼の気持ちを跳ね返して、むしろ自立を遅らせていたのです。
もっと早く気付ければ良かった。今でもそう思ってます。
手伝ってあげると、息子は嬉しそうに表情をほころばせて、私自身もストレスなく過ごせて、もうメリットばかりでした。
「手伝って」「トイレに一緒に来て」「一緒に手を洗って」
子どもの要望は様々ですが、
もうすでに出来ることばかり。なんで親を呼ぶのかな?ということ、ありますよね。
それはきっと、自分を見てほしくて、関わってほしくて言っているだけのこともあると思います。
ちゃんとその気持ちに応えて、甘えたい欲求を満たしていくと、子どもは自然と自立の方向へ進んでいってくれます。
子どもが自分でやろうとしている時に、親が先回りして手伝ってしまうのはもちろん自立を妨げてしまいますが、
甘えたくて「手伝って」と言っている時には、温かい気持ちで手伝ってみてください♥そして、その時の嬉しそうな愛おしい表情を観察してみてください😊