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千葉市・見廻り隊9(芭蕉句碑)

 千葉神社境内にある芭蕉翁と完来の句碑です。江戸の庶民に人気があった千葉一族は句碑に残ります。
「うらやまし浮世の北の山桜」・芭蕉
「海はれて動かぬ星や秋の空」・完来

「海原や松にもつかず秋の月」・正岡子規
「海原や何の苦もなく上る月」・正岡子規は、訪ねた院内で「のぼる」の名を入れた句を詠みます。一族と逢えて嬉しかったのか、近くの料亭で少し贅沢な食事を摂りました。
13歳の少女が記した更級日記の歌、
「朽ちもせぬこの川柱のこらずば昔のあとをいかで知らまし」
「まどろまじ今宵ならではいつか見むくろとの浜の秋の夜の月」
この更級日記の歌を抜きにして、千葉の歴史は語れない。

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