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比企小川町・見廻り隊(浄蓮寺)
東秩父村大字御堂にある日蓮宗妙栄山浄蓮寺。東武東上線小川町駅前からバスで15分ほどにある日朗上人(筑後房)開山のお寺です。浄蓮寺は鎌倉妙本寺と同様、比企一族から彼に贈与されました。境内を進むと、足立氏や上田氏の墓地があり、本殿では、11月2日に開催される法要儀式(御会式)の準備をしています。
鎌倉幕府後期、1274年と1281年に蒙古襲来があった。小川一族が襲来に備えた槇や杉の船材輸出禁止と「海上の道」を行き来した造船技術や航海技術は活かされ戦いに勝利し日本の国を救った。
戦いのリーダーの一人だった「筑後殿」と呼ばれ「小川の鷹」とも言われた彼の戦法は、鎌倉幕府の御家人に高く評価される。彼の名は、三人の戦国武将に受け継がれる、武田信玄、上杉謙信、織田信長に。三人の共通点を探すと、三人とも”信仰心”が厚かった。
「清見潟空にも関のあるならば月をとどめて三保の松原」・武田信玄
「武士の鎧の袖を片敷きて枕に近き初雁の声」・上杉謙信