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有意義な節約-マスク入手に振り回されないために-
こんばんはmimariです。昨日母がマスクがどこにも売っていないと困っていました。私も仕事帰りにお店を周ってみましたがどこも品切れ。父は肺気腫を患っており「風邪引いたら肺に穴空いて死にます」と医者に言われているので、母としては危機感を強めに感じているようです。今父は自宅に元々あったマスクを外出の時だけ着けるようにしています。
中国では捨てられたマスクを煮沸消毒して使い回す人も現れるほどらしく、一方では高く売るために買い占めを行なっている人もいるそうです。
このニュースを見た父は「本当に必要な人に行き届くようにして欲しかったね」とぽつり。ちょっと切なくなりました。
あるところにはあるマスク
私のパート先は臨床検査を事業内容にしている医療系サービスの会社なのですが、検査技師さんの補助を行うのに毎日マスクを付けて作業しています。しかしこれも先週から品薄のようです。
当たり前のようにつけていたマスク。父の一言を思い出し、私はせめて仕事に影響が出ない範囲でマスクを節約することにしています。
私にできることってめちゃくちゃ小さなことしかないな…と若干うちひしがれながらも、一枚でも本当に必要としている方へマスクが行き渡ればと思います。
有意義な節約とは
節約するにも動機一つで我慢にもなるし自由にもなります。
思い返してみると、今まではマスクの内側にファンデが付いたとか、お昼休憩行くからついでに捨てたとか、くしゃみして中がなんとなく気持ち悪いから替えるとか、何気ない無意識の理由でマスクを消費していました。
日本って本当に豊かな国だと改めて思うのですが、それはコロナが発生する前の世界だからできていたのであって、状況が変わったら意識も自然と切り替わるものです。
そしてよく考えたら本当に替えないとまずいという状況って仕事上ほとんど起こっていないんですよね。
本当に替えなきゃまずいのは、試薬や検体をマスクに被ってしまった時ぐらいで、そんなことめったに起こりません。
今までの無駄遣いに気づくと「これからは大切に使おう」と行動を変えることができます。
ここには全く''やらされている感''はなく、むしろ意識的に行動を選択していることで自由を感じるようになってくるから不思議です。
最後は自分に返ってくる
なぜその行動を選択するのか突き詰めて考えていくと、なんだかんだ結局は自分のためだよな〜という考えに至ります。
私は人が人を自分ごとのように思いやりながら支えて生きていく世界になってほしいと望んでいます。それを周りに「やって」と一方的に求めるのではなく、まずは自分ができることから行動で示していこうと思っています。そうするほうが実現が早いかなと。
それは例えば、父にマスクが行き届いて母の心からの笑顔を見られることかもしれないし、世の人たちのコロナに対する不満や不安が和らいで、その平和な空気を私が味わえることかも知れない。
どんな形やタイミングで返ってくるかはわからないけれど、世界はそういうふうにできていると知ってからは冷静に言動を選べるようになりました。
そんな考えを知った後はよく自分を省みるようになったし、不満や不平を他人に撒き散らすことが劇的に減りました。そうすると一番楽なのは自分なんですよね。
マスクが手に入らなくてもこまめな手洗いうがいなどの最善の行動をとりつつ、楽しく幸せに毎日を暮らせたらいいなと思います(´∀`*)
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