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子育ての教科書となった「北風と太陽」

人間関係で問題が生じると
いつも決まって
北風と太陽の絵本を読み返します。

日々の生活
子育て
仕事に
深い気づきをくれる絵本です。

1.そもそもどんな話だっけ?

ご存じの方が多いかと
思いますが、
念のために簡単に。

北風と太陽がどちらが
強いかいい争いをした。

そちらが強いか証明するために
旅人の服を脱がせる争いに。

北風は強く吹き付け
太陽は穏やかに照り付けた

暑くなった旅人は
服を脱いだという
話です。


2.太陽になれない時

親になると
勘違いしがちになるのですが

子どもは親の所有物では
ないのです。

予定を入れる時にも
事前に承諾を得なければ
いけないということを
再確認しました。

まだ3歳児ですが…

いや、3歳児だって
立派な個人ですからね!!

説明もなく
あることをやって欲しいというは
親の傲慢でしかないのですから。

つい親という立場から
北風となって
「こうしなさい」と言いがちですが

なぜそうすべきなのか?を
ちゃんと話すべきだと
強く反省する時が
あります。

北風

3.人間関係の根本

この北風と太陽は
ミラーレス効果とも
似ています。

自分の態度が
相手の態度となるのです。

強い言葉を投げれば
強い言葉が返ってくる

やさしい言葉をかければ
やさしい言葉が返ってくる

相手との関係は
自分そのものを映し出す
鏡のようです。

この北風と太陽では
強制よりも説得の方が有効ということを
物語っています。
人になにかをさせたければ
「こうしろ」よりも
本人がそうしたくなるように
環境を整えることの方が
有効だという教訓です。

子育てにおいては
時に北風にならなくては
いけない時も
ありますが

できれば
太陽でいられるように
この絵本をみえるところに
飾ることにしました。

北風と太陽



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