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かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル(21/08/21-22)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は、2019年に22.4億円の大ヒットを記録した「かぐや様は告らせたい」の待望の続編、「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル」と、2018年に7.8億円のスマッシュヒットを記録した「孤狼の血」の続編、「孤狼の血 LEVEL2」と、続編ものが2本公開されました。当サイトでは、「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

今度こそ、告らせたかったのに。天才たちの恋愛頭脳戦、遂に決着!! とのこと。

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② OP興行

まずはこちらを確認します。

かぐや様は告らせたい ファイナル

販売数:9万2,577席
座席数:54万7,339席
回数 :2,707回
館数 :250館

稼働率  :16.9%
平均キャパ:202席
平均回数 :5.4

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。2019年公開の前作「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」と比較します。

かぐや様は告らせたい ファイナル

初土日興収 :1億6,400万円
初土日動員数:12万4,000人
実質座席数 :69万4,026席

★最終興収=(317館×202席×5.4回×17.9%×1,323円)×◯◯倍
かぐや様は告らせたい

初土日興収 :3億1,500万円
初土日動員数:25万5,000人
実質座席数 :97万8,049席

★22.4億円=(291館×313席×5.4回×26.1%×1,235円)×7.1

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※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が「キネマの神様」「妖怪大戦争 ガーディアンズ」「孤狼の血 LEVEL2」と本作「かぐや様は告らせたい ファイナル」です。

最終10億円越えを狙えるスタートではありますが…

③ まとめ

「かぐや様は告らせたい ファイナル」は、1館あたり202席キャパで5.4回を317スクリーンで上映、平均して100席あたり約18人を動員。「かぐや様は告らせたい」は、1館あたり313席キャパで5.4回を291スクリーンで上映、平均して100席あたり約26人を動員。

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動員環境(興収・動員数)は前作比で約50%、上映環境(座席数・OP館数・平均キャパ・平均回数)は約70%。昨今のご時世で上映環境が減少するのは理解できるのですが、なぜ、動員環境も落ち込んでしまったのでしょうか。

考察①:キャストパワー
すでにヒット作に多数出演していた橋本環奈はさておき、平野紫耀は前作が出世作。初の大作主演作で見事な大ヒットを記録しました。そして2年後の本作。ふたりとも、前回以上にパワーアップしているので、キャストの動員力が落ちたとは考えにくいです。

考察②:続編ゆえのダウン
大ヒット作の続編は、そのほとんどが前作の70~80%の興収になります。1作目の観客のなかで「続編はもういいや」と思う人が20~30%いるということです。仮に落ち率を75%とすると、本作で想定されるのは、2億2,4000万(3億1,500万円×75%)。ところが実際は、1億6,400万円。前作の半分まで落ち込んでおります…

考察③:上映環境の落ち率を加味すると
ところが昨今は感染症対策等で座席数が抑えられない。本作の上映環境は前作比で約70%。これを加味してみます。想定される本作OP興収2億2,4000万に対して、上映環境の落ち率71%をかけると…1億6,800万円。ほぼほぼ、本作のOP興収と同じになります。

結論
本作「かぐや様は告らせたい ファイナル」は多くの続編実写邦画と同様に、前作比の75%程度のOP興収だった。ところが感染症対策で前作比70%程度の上映環境になったため、その分も加味されて、結果、前作比50%水準のOP興収になった。と言い切れるかと思います!

映画館の復活が、元気な映画界への第一歩。1日も早く状況が好転することを願って止みません。

以上、「かぐや様は告らせたい ファイナル」でした!

なお、各用語に関しては、こちらからご確認くださいませ。

#見守り太郎


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