ポケモンマスターへの道
なんと、ついにサトシがやったらしい。
なんじゃこの記事は笑笑
サトシ(10)の25年越しの悲願達成って、もう時系列めちゃくちゃじゃないか。
また、この件については渋谷もジャックするほどの大騒ぎとなったようだ。
見てみたかったなぁ…。
世界王者 サトシの紹介の後で恐縮だが、僕も昔はポケモントレーナーだった。ポケモンへの愛についてはどこかで書きたかったので、これを機に今日はその一部を書いてみようと思う。
僕のポケモンへの愛
僕の世代はポケモンと一緒に育ってきた、といっても過言ではないだろう。
物心ついた時からアニメが放送されていたし、指入り人形やデコキャラシールを集めては友達と見せあったり、初めて買ってもらったゲームももちろんポケモンで、友達と一緒にとにかくやりこんだりしたのは良い思い出だ。
そして、良くか悪くか、僕が進んだ中学にはたくさんのポケモンの猛者がいた。「中学生にもなってまだポケモンやってんの?」みたいな感じは一切なく、そこからは努力値や個体値など廃人の道をひたすらに進んだ。研究に研究を重ねた僕のポケモンボックスはそこらの人には負けないものになっていた。
その猛者たちですら「すごい」と言ってくれていた僕の特技の一つが、ゲーム内のBGMを聴いたらどこの街や道路で流れる音楽かを即座に言うことが出来るというものだ。(こんなの普通だろ、とか言わないで。)
ポケモンのゲームには神曲がたくさんある。それを聞くのも僕がポケモンをやる楽しみの一つだった。
ちなみに1番好きなBGMはホウエン地方のルネシティだ。その地方の伝説のポケモンが眠る街なのだが、決して明るくなく、かといって暗くもなく、深みのある街の様子を表した音楽で、聴いていて何とも言えない気持ちになる。この感じにハマって、一時期これを聞きながら勉強していたこともあった。
そんな僕は大学卒業を機にポケモントレーナーを引退した。2019年の11月に発売された『ポケットモンスター ソード・シールド』からやっていない。周りの友達からは引き止められた。しかし、小学校現場で子供と向き合ううえで、ポケモンと向き合う時間は今の自分には作れないと判断したためだ。致し方あるまい。次に僕がポケモントレーナーになる時が来るなら、それは自分の子供と一緒にプレイする時だろう。
とはいえ、20年近くポケモントレーナーをやってきたわけだから、やはり気になる。
近々新しいソフトも発売されるようだ。どんな新しいキャラクターが出るのか、どんな曲が流れていて、どんな対戦環境なのか。プレイするわけではないのに、それでもワクワクさせてくれるあたり、ポケモンは素晴らしいコンテンツであるとつくづく思う。
サトシという人格者
廃人の道を辿り始めたくらいからか、アニメのポケモンに関して言うと、疎くなっていた。
しかし、ネット上でサトシの近況を聞く機会は多かった。
最近では、ポケモンの相性や特性を重視してバトルの戦略を組み立てていること。人格的に成長し、後輩トレーナーの指導をするほどになったことなど、僕が知っているサトシにはなかった、新しい一面が見られるようになっていたらしい。
それぞれの世界で、彼も僕たちと同じように成長していた。今回のニュースを見た時、その事実になんだかとても嬉しくなって、YouTubeで決勝戦の様子を一通り見た。
ポケモンリーグで25年越しに悲願の優勝を成し遂げた彼の偉業を、こうしてポケモンから離れて大人になって、ネット上で受け取り、嬉しくなっている人は僕だけではないだろう。
サトシに憧れていた子どもの頃の自分に戻っているような感覚を、きっと感じているはずだ。
彼には、たくさんの夢と希望をありがとうと伝えたい。そして、まだ夢半ばらしいポケモンマスターに向けてさらに躍進していってほしい。
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