
キャンプみたいで楽しい
2月19日(水)
朝、目が覚める。
すっきりしている。
玄関の戸を開けて朝のぜんぶに
「おはよう!」と あいさつをする。
バナナさんが可愛がっている
黒猫ちゃんがいた。
のんびり ひなたぼっこをしている。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
水を換える。
修一郎の食事をお弁当仕立てにして
みっつ作っておく。
フィラデルフィアにいるモラー直子さんから
メールが来ていた。
メチャくん絵本「いただきます」の
英訳ができたようだ。
"Blessings on Your Meal"
さっと目を通す。
私は英語のニュアンスは分からないが、
とても素敵な英訳に仕上がっていると感じる。
英訳を見ながら直子さんとやり取りをする。
「英語は意訳するので気を使います。
みるさんの文の行間
読まないとだからね😚😚😚」
と、直子さん。
それがすごいなぁといつも感動する。
私はリズミカルな直子さんの英訳を
信頼しきっている。
それが大事。だと思う。
絵本の作画をする。
お散歩に行く。
風は少し冷たいけれど
陽射しと青い空が きもちいい。
うっとりしながら てくてく歩く。
池がキラキラ輝いている。
鴨が ぷかぷか浮かんでいる。
きもちよさそうだ。
TAKEさんが庭仕事をしていた。
そこへ母と同じ歳のお散歩友だち
たまごさんがやってきた。
3人で のどかにおしゃべりをする。
「散歩で毎日顔合わせるようになって
TAKEさんと仲良くなったと。」
と、たまごさんが言った。
たまごさんはちょっと離れたところに
住んでいるのだ。
「家に上がってお茶飲んだりするんよ。」
と、TAKEさん。同世代のおふたり。
「わぁ、素敵ですね。」
と、私。
心温まるなぁと思った。
「みるちゃんとも仲良しになったもんね。
夕方はひとりで歩いたらあかんよ。
気をつけなよ。」
と、TAKEさんと たまごさんが言った。
「は〜い。」
と言って、バイバイして解散した。
お散歩って楽しいなぁ。
と、しみじみ思う。
家に帰り、作画の続きをする。
とても丁寧にきれいに塗れている。
夕方、ごはんさんが帰ってきた。
テントガレージに入らせてもらう。
ライトもある。椅子もある。
キャンプみたいで めちゃくちゃ楽しい。
今度、サーモボトルにホットミルクを入れて
持ち込ませてもらおう。わくわくする。
お買い物へ行く。
お水などをカゴに入れてレジに行くと
お財布の中に200円しかなかった。
ごはんさんが出してくれた。
ありがたかった。
レジを済ませたあと、
私の2Lのお水6本を左手で持って
自分の荷物を右手で持って
車までスタスタ運んでくれた。
本当に助かるなぁ。
駐車場から見る空は今日も美しかった。
オレンジ色から群青色への
幅の狭いグラデーション。
山や木が影絵みたい。
一番星が輝いている。
「きれいだね。」
と、うっとり眺める私。
「Sunset Shadowだね。」
と、ごはんさん。
家に帰り着く。
夜、庭に出る。
きりっと冷えた空気の中、
オリオン座があまりに美しく輝いていて
胸がふるえた。
他の星たちも ぴかぴか輝いていた。
幸せ。
夜のぜんぶに「おやすみ」を言う。
これから眠くなるまで絵本の作画をしよう。
すぐ眠くなりそうだが。
今日もいい一日だった。
