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3月31日までに教員がする仕事6選

どうも!MBTI診断結果が「INTJーA(建築型)」の 早く帰る教師術です!

うん、うん、これは嬉しい。
教員に向いていないぞ、これ笑

この記事では、「戦術 が 98% 計画型」に振り切っている僕が、春休みにするべき教員の仕事を6つにまとめました。春休みというか3月31日までにですね。4月からは怒涛の忙しさが続く上に4月1日からにしかできない仕事があります。

4月1日以降に3月にできる仕事をするのは、忙しさに拍車をかけるようなもの。今のうちにできることは、今やっておきましょう!!

➊机の引き出し、ロッカーの物の断捨離

すべてのファイル、ファイルの中の紙、引き出しの中の文房具など、いったんすべての持ち物を出してみます。

いろんな場所に格納していたものを一気に机の上に出してみることで、どれだけ自分が多くの持ち物を保有していたかを知ることができます。

「いらないものは、捨てる。」

「いるかいらないか迷ったら捨てる。」

「いると思っていたけど、1年間使わなかったものは、捨てる。」

このルールでどんどん捨てましょう。「紙で持たなくてもよいけど、一応捨てずに持っていた方がいいかな」と迷うものはIPADで写真を撮っておき、紙は捨てましょう。

個人情報の載った紙はシュレッダーすることをお忘れなく。

➋PC上のファイルを削除し、フォルダ分けする。

教員の仕事道具はその使用頻度からして「パソコン」と言えるでしょう。
その道具を最大効率で使いこなすためのメンテナンスをしましょう。

時間はかかりますが、すべてのファイルを開いてみて、いらないファイルをどんどん削除しましょう。

「紙ではなく、PDFでデータを持っておくと、かさばらないのでOK」という風潮がありますが、”そもそも”いらないPDFファイルなら削除しちゃいましょう。

データが容量ぎりぎりまであると、パソコンの起動や読み込みに時間がかかります。毎日使うパソコンの動きが遅いのは時間の損失になりますし、ストレスを感じます。

動作の遅いパソコンは、刃こぼれした斧のようなもの。木を切る作業に通常より時間がかかるように、全てのパソコン仕事に時間がかかってしまうのです。

また、すべてのファイルを見てみると、訳の分からないところに、大事なファイルがあったりします。

どこのフォルダの階層に何のファイルがあるのかを、きっちりフォルダ分けしておきましょう。「あのファイルどこにあったけ?」を考え探す時間は無駄無駄無駄無駄。

このように年度末にパソコンの中身をすっきりさせることは、刃こぼれした斧を研ぐ行為とも言えます。切れ味を上げることで、生産性を上げるのです。

➌春休み明けの課題実力考査を印刷しておく

4月のはじめに、課題実力考査があります。やることは、シンプルにテストを作って印刷までしておくことです。

教員の文化で、「作ったテストを寝かせる」というものがあります。
次の日にクリアな頭でもう一度、問題を見てみて、出題ミスがないかを確認するためです。

テスト実施2日前まで寝かせる教員が多い。具体例を挙げるなら、4月10日実施のテストは、4月8日に印刷するということ。

印刷してから出題ミスに気付くと、もう1度、印刷しなおす手間が増えたり、紙の無駄になったりします。慎重になる気持ちは分かります。

いやいやいやいや。4月8日までは、寝かせすぎやろ。熟成肉か。どうせ出題する内容は、そんなに寝かせても変わらない。

出題ミスがないかの確認も含めて、3月31日までに、印刷して、封筒につめておく工程まで作業を完了させておきましょう。

また他の同僚の教員と同じリズムで仕事をすると印刷機が混んだり、場合によっては故障してしまいます。そうなると大幅に時間のロスになります。
テスト作りは4月1日にならないとできない仕事ではありません。3月末までに終了させましょう。

➍中間考査までの授業準備を行う

生徒に教える内容は年度によったり、生徒によったりで変わりません。

そのため、授業案を考えたり、学習プリントを作ったり、パワーポイントを作ったりしておきましょう。

授業準備が3,4週間先まで完了していると心にゆとりが生まれます。
そのゆとりのある間に、さらに5週間先の授業準備を行うこともできます。これが 「早く帰る教師術 」の正のループです。

ただし、プリントは印刷しない方がよいかもしれません。

授業は生モノです。生徒の理解度に合わせてプリントの問題の内容を少し変更した方が良い場合もあります。そのため、授業プリントの大枠は作っておいて、実際の授業がはじまってから、ちょくちょく印刷するのが良いと思います。

➎来年度の校務分掌の仕事”内容”の計画

3月末に、こっそり校長先生や学年主任に、来年度の仕事を伝えられる場合があります。

同じ学年のスタッフは確定していないので、何の仕事を”誰に振るのか”を計画立てることはできませんが、何の仕事があって、いつまでにどのクオリティーで仕事を仕上げればいいのかを計画をすることはできます。

昨年の3月末、僕はトライやる・ウィーク担当ということを聞かされました。昨年のこの時期には、受け入れをお願いする事業所を探したり、リストアップしたりしていましたね。

4月当初の学年打ち合わせで、どの先生がどこの事業所に電話をかけるかの役割分担をした資料を提示するためです。

アポは早い方がいい。アポが早くなるかどうかは、担当である僕の共有スピードで決まります。

4月で早いスタートダッシュを切るためには、3月末の下ごしらえが確実に必要です。

➏教室を次の担任に渡せる状態にする

僕の使用していた教室を 次の学年の先生に明け渡すときの基準にしていることは「次の担任の先生が何も準備しなくてもよい状態にする」ということです。

3年前、僕は今勤める学校に着任したときに、一番はじめにした仕事は「テニスボール切り」です。椅子の下にはめるテニスボールに切り目をいれるためにのこぎりでギコギコしていました。

正直「前の学年の先生、やっといてよ・・・」と思いましたね。新しく着任した先生にさせる仕事ではない。

僕が教室を明け渡すときのチェックリスト(抜けがありそうな項目)がこれ

  • すべての椅子にテニスボールがはまっている

  • すべてのロッカーの中が雑巾で拭かれている

  • すべての机の上に落書きがない

  • すべての机の中が雑巾で拭かれている

  • 換気扇を掃除している

  • カーテンレールがはずれていない

です。新しいクラスになり、自分の座席に座った生徒の気持ちになってみましょう。「机の上に落書きが残っている、机の中には消しゴムのカスがあって汚い。なんか嫌だな。」と感じると、マイナスからのスタートですね。

マイナスからのスタートを防ぐために、新担任は教室を掃除するのですが、旧担任がそれをしておくことで、新担任の仕事を減らせることができます。

教室の明け渡しはルールというより、マナーですね。

■3月末は遊びも仕事も本気で

春休みは長期休みなので、遊べる時間があります。なので、僕は遊びます。ただ、4月1日から本気で仕事に打ち込めるように、仕事で使う筋肉は鍛えておきます。

昨日、僕は校長先生と学年主任から、来年度の役職を伝えられました。正直驚いています。R6年度はチャレンジの1年になりそうです。頑張ります。

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