上に昇りたくない人もいる
フリーランスをしばらくしていると「そろそろ次のステップに行ったほうがいいんじゃないか」と思うことが時々ある。
たとえば、ライターなら編集者に、ブロガーならディレクターに、そしてチームを作って法人化、といった具合に。
実際、わたしの周りにいる友人はみんなそんなふうにしてステップアップしている。
最初はひとりでライティングをしていたものを、チームを作って下に振るようにしたり。デザインなどで貯まったお金を元手に新しい事業を立ち上げたり。
それが、わかりやすく「進む」ということだと思うし、実際そっちのほうが金銭的にも成長的に良いんだろうな〜とは思いつつ!
「今のままで楽しいなぁ」なんて思っているのも本音である。
これを停滞というのかしらん。保守的なのかしらん。
もちろん、求められたら頑張るけど、今のわたしにはそんな欲がない。
「すごいなぁ」と飛躍する友人を横目に文字を書いている。
それを別の友人に話したら、「プレイヤーが楽しかったりするよねぇ」と言われた。
そういえば、サイバーでは平社員から始まって、優秀な人は割と早めにマネージャーになれたりするのだが、そのなかでも敏腕だったマネージャーが、「プレイヤーに戻りたい!」とあえてプレイヤーになっていた。
人を取りまとめ、うまく使う役割はとても必要だし、それがキャリア的にはステップアップだけど、やはり自分で手を動かしたい人も一定数いる。
わたしもたぶん、ブログを外注することは絶対にないと思う。自分で書きたいと思ってしまう。
一生プレイヤーな人生でもいいかもな。めっちゃクリエイターっぽくない?この考え方。
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