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自主的に生きるか、雇われて生きるか

フリーランスをやっていて思うのは、フリーランスや会社員には大きな誤解がある、ということ。

フリーランスになれば、裁量権が得られて自由に仕事ができるのだ、と思われがちだが、実際はちょっと違う。

フリーランスはあくまで業務形態が変わるだけ。

重要なのは自分ごとか、他人ごとか、という仕事に取り組むスタンスなのである。

まず、他人ごとの仕事は、とりあえずお金のためにやる仕事。言われるがままに、ホイホイと受ける仕事。面白いかはさておき出来るからやる仕事。

次に、自分ごとの仕事は、自分にしかできない仕事。お金がたくさんもらえるかはさておき、自分が心からやりたい仕事。

一概に”クライアントワーク”が雇われ仕事なのではなくて、あくまでそれに臨む自分の気持ちがどうなのか、という話なのである。

自分ごと化した仕事は楽しい。

勤務時間を超えていたとしても、自分のライフワークとして捉えることができるから、残業とも思えない。

一方で、どこか他人事な仕事は、成果を出しても自分のものにならないような心地がする。定時内に終わっても、”働かされている”感が残る。

つまるところ、大事なのはフリーランスとか会社員とか、そういう形式ではなくて、問題は自分のなかにあったのだ。

やりがいがないとか、やりたいことがやれないとか、仕事が楽しくないとか。

それは、どこか他人のコンテンツだと、他人の事業だと思っている節があるからなのだ。

たとえば、私の場合はブログを書いているときは自分ごとの仕事をしている心地がする。誰に何を言われることもなく、自分の好きなことを自分の好きなタイミングで書く。

クライアントワークは、自分の興味があることは、苦じゃない。新R25で書くことは、ホームで書いているような感じもする。

一方で、「寄稿している」スタンスで臨むと、とても損をしているような気持ちになる。

自由とは、業務形態ではなく、仕事への姿勢。

そんなことに気づかされた独立半年目。

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